四年三組から発信します2009その7
【第9時:文章の再修正】
「型」の功罪
以前、次のようなサンプルの文章を示した。
********************************
事務室の鈴木先生は、学校に必要な物や道具をそろえたり、先生方のお給料を計算したりしています。(写真1)
そんな鈴木先生にとって一番大切な道具はパソコンです。パソコンがないと、計算ができないからです。(写真2)
先生たちが使う赤ペンや磁石、鉛筆などの道具は、棚に全部しまってあります。ここから必要な分だけを取って授業に使うことができるのです。(写真3)
このように、鈴木先生は、私たちが勉強をしていく上で重要な仕事をしているのです。
********************************
このサンプルによって、「やったこと作文」はなくなったのだが、逆に「このように」だけを加えた文章も出てきた。
文章がつながっていないのである。
極端に例を示すと次のような文章になる。
********************************
理科の○○先生はおもしろい先生です。でも、おこるととってもこわいです。
○○先生は私たちのクラスのことについて「あいさつ上手で、とっても明るいクラス」と言ってくれます。
でも、いけないところとしては「ざわざわしているところ」とおっしゃったので、そこをなおしたいです。
このように、○○先生は、とってもやさしい先生です。ぜひ、会いに来て下さい。
********************************
つまり、四つの文章がばらばらになっており、「このように」が、まとめになっていない文が出てきたことである。
また、文章のねじれも見受けられる。
たとえば、次のような文章。
********************************
事務の先生が一番大切にしている物は、パソコンを大事にしています。
********************************
教師が一つ一つ訂正してやることは簡単なのだが、ここは時間がかかっても、子どもたちに「文章の不備」に気づかせたい。
そこで、文書を実物投影機で写しながら、どこがおかしいのかを全員で考えさせる時間をもうけた。
「ここでは、『このように』がない方がいい。」
「主語が述語とつながらない。」
といった指摘が、子どもたちから出た。
私の方から、おかしな文章を指摘したりもした。
これはこれで、子どもたちに文章を検討させる良い機会とはなったが、もっと効率的に推敲をさせることもできたであろう。
いずれにしても、コンピュータに入力した後に見えてくることも多い。(つづく)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)



















最近のコメント