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2017年5月25日 (木)

教師の成長6〜「教えてくん」の誕生〜

 「教えてくん」という俗語があります。知らないことを自分で考えないで、すぐ誰かに聞いて解決しようとする人を意味します。通常良い意味で使われることはありません。知的な活動を行わないからです。
 「見習い」の時期に、著名な実践家の方法論を真似することが勉強だと信じてしまうと、自分で考えようとはせずに安易に真似をすることで満足してしまうことになりかねません。もっとも、実践家の真似をすることは必要なのですが、それが本当にうまくいったのかどうかを振り返ったり、その方法はどのような授業観でできあがったのかを考えたりすることが重要なのだと思います。
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 教師の世界でも、誰かが考えた「うまい方法」を知ることだけが常態化していくと、自分では一生懸命に勉強しているつもりでも、いつのまにか「教えて君」になっていきます。これは案外と深刻な問題で、何年たっても「教えて君」のままの人は、常に「うまい方法」を知りたがります。こういう人たちは、校内研修でも自分で考えることを好みません。外部の講師からの話を聞いてノートをとりながら、なんとなく分かったような気になって満足します。口癖は「それってどうやればいいんですか?」です。

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