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2017年5月23日 (火)

教師の成長4〜見習い〜

 前回で紹介した本の著者である松尾睦氏は次のように述べます。

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 ここでいう初心者とは、その世界に入ったばかりの新人で、職場で何が起こっているのかがわからない状態の人です。見習いになると、ようやく状況をつかむことができるようになりますが、まだ先輩や上司の指導が必要なレベルです。

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 教師の世界であれば、初任2年目3年目が「見習い」のレベルだと言えましょう。この時期はまだ初任1年目から同じ学校で勤務していることが多いので、初心者と同じ気持ちを維持できるでしょう。また、周囲の教師もまだ「新任の教師」として扱ってくれますし、指導もしてくれます。
 この時期の教師は1年の学校のサイクルが分かったので、見通しをもって仕事が進められるようになります。また、研究会や研修会、読書などで得てきた教育技術をそのまま適用すると自分の授業が改善できるので、勉強が面白く感じられます。まさに、どんどん吸収して、自分の成長を実感していく時期だと言えましょう。
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 教師向けセミナーや書籍、インターネット等で教育技術を獲得していくと自分が成長できることを実感していくので、「見習い」の時期では、このような学ぶ場と手段が必要となります。しかし、この「教育技術をたくさん身につけることが教師の勉強」だと思い込むことが逆に教師の成長にストップをかけてしまうことにもなるのではないでしょうか。(つづく)

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