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2017年7月 5日 (水)

忘れられない言葉5

 そんなとき、有田和正先生の授業を思い出しました。有田先生は、大名行列の絵を黒板に貼っただけ。その後は、子どもたちが次々と問いを発するのです。
 「この大名は、親藩・譜代・外様のどれなんだろう?」
 「春・夏・秋・冬のどの季節だろう?}
 このような問いが次々と出されていき、有田先生はそれを板書していきます。
 しばらくすると、今度は、子どもたちから、その答えが出されていきます。
 「資料によると、譜代・外様の場合は土下座をする必要がないので親藩です。」
といった具合です。
 有田先生は、「すごいなあ。よく調べたなあ。」とほめて、それもまた板書していきます。
 それだけで、授業が終わったのです。
Photo
 子どもたちは自ら問いを立てて、自力で解決していく。これこそが、私が求めていた子どもの姿だったのです。
 有田先生の有名な言葉があります。「授業は布石の連続」。
 その布石とは何か。そのことをを追究することになっていきました。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こお話を読んで、1学期に私が行ってきた授業の根本に、学び方の転換があったことに気づきました。4月には絵地図も書けなかった子どもたちが、今では、地図を出した3秒後から読み取れることを口々に言い、しばらく話した後に「よしイメージができた、写真を見よう」と次の資料を要求します。まだ未熟な3年生ですが、頼もしい変化でした。

投稿: るうc | 2017年7月22日 (土) 13時07分

るうcさん、コメントありがとうございました。教師のやりがいって、子どもの成長ですよね。そのことによって、自分の成長も実感できる。そんな教師でありたいと思っています。(^_^)

投稿: 吉良良介 | 2017年7月23日 (日) 07時05分

お返事ありがとうございました。夏休みに入り、個人懇談を行って、また、いいクラスだなあいい保護者だなあと振り返りました。学校に来たくないという子どももいたのですが、「もう低学年ではないから、そんな学び方もできるようになりたいね」と話してくださった家庭、仕方がないからと送迎をしてくださった別居しているおばあちゃんもいたようでした。吉良先生は、子どもたちの家庭との連携ついても、やはり、一家言あられるのですか。このような場面でも、家庭での会話などが、その端々に現れますよね。お父さんがこう言っていたとか。一緒に大河ドラマを見て会話したとか。

投稿: るうc | 2017年7月29日 (土) 05時15分

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