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2007年12月24日 (月)

協同学習を考える 6

〜メンバー編制と学習の目標〜
 異なったタイプの学習者が一つのチームにいた方がいい。Aタイプの学習者とDタイプの学習者が一つのチームに存在した方が明らかに学習効率は高まる。
 しかし、だれでもよいというわけではない。人には性格がある。それぞれのメンバーを導いてくれる性格の学習者もいれば、メンバーができないことを責める学習者もいる。どの組み合わせがうまくいくかは、最終的には、教師の「勘」に頼らざるをえない。意外な組み合わせがうまくいくこともあれば、発言力が高いもの同士がぶつかりあうこともある。

 そこで、私はプロジェクト学習を「山登り」にたとえることにしている。だから、次のように学習者に語ることが多い。

 「プロジェクトチームとは、何かの目標を達成させるために特別に編成されたチームです。今回は、先生が調査会社の社長です。君たちは、調査チームなのです。社長からの命令で目標を達成させなくてはなりません。3人で大きな山を登るようなものです。途中で、うまくいかなかったり、けんかしたりするかもしれません。でも、それに負けずに、乗り越えてください。苦労して山にたどりついたとき、きっと力がついているはずです。」

 つまり、「山に登ること」そのものを目標とするのではなく、山に登ることによって「力」をつけることを目標にするのである。こうした教師による「学習についての説明」は、今後の学習展開にきわめて重要な効果を発揮する。(つづく)

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