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2007年12月27日 (木)

協同学習を考える 8

〜バズ学習について・その2〜

 「少人数で話し合えば協同学習になる」という思いこみは多い。協同学習は決してそうではない。教師によって緻密に計画されたものではなくてはならない。

 塩田氏は、「課題には何らかの不確実性(よくわからないところ・曖昧性)を含む問題であるべきである」と述べる。そのことが、学習者に内発的動機づけを起こさせるというわけである。(塩田芳久著「授業活性化のための『バズ学習』入門」より)
 だから、学習課題の設定は極めて大きな問題である。それを、学習者にまかせてしまうと、学習は極めて非効率的になる場合がある。ある学習者には不確実性を含まず、他の学習者にはさっぱり分からないといった課題だってありうる。

 また、グルーピングについて、塩田氏は次のように述べる。
「バズ学習導入の初期の段階では、能力(知能・学力)を基準として、グループ内は異質、グループ間は等質という組み合わせが適切である。」(同掲書)

 その根拠については割愛するが、こうしたグループ編成を行うのは教師の仕事である。だから、安易に能力別で編成したり、学習者の興味・関心によってグループ編成したりするべきではない。学習者の能力や人間関係を教師が分析し、意図的にグループ編成を行うべきである。

 (全国協同学習研究会による「協同学習の世界」のWEBサイトには、協同学習についての情報が多く掲載されている。)
 

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