無料ブログはココログ

« 協同学習を考える 3 | トップページ | 協同学習を考える 5 »

2007年12月22日 (土)

協同学習を考える 4

-チーム編制をどうするか-
 協同学習をすすめるためにはチーム編制を行わなければならない。よく質問されるのが「1チームあたりの人数」である。結論から言えば、「ケースバイケース」である。さらに経験則から言えば、6人以上になると、インタラクション(相互作用)が生じにくくなる。5人でもけっこう多い。
 中学年で3人、高学年で4人というところが妥当なところだと思う。しかし、これも学習課題によって異なる。
 何かの資料を吟味したりする場においては、3人がよいように思える。たとえば、説明文の中からキーセンテンスを探したり、互いの原稿を読み合って相互批正を行うような場合である。おそらく、それぞれの発言の回数が増えるからであろう。
 一方、何か発想を生み出すような場合では4人の方がよかった。たとえば、ニュース番組をつくるといった企画の段階では、様々なアイデアが必要となる。たくさん出し合って、その中からよいものを選び出すような流れにするためには、最初の段階で、ある程度の数のアイデアが必要となるからだろう。

 メンバー編制をどう行うか。それもまた重要な問題である。学習課題ごとにまとまったり、学習者の興味・関心のあるもの同士が集まったりする場合もあるだろう。それはそれで一つの方法なのだが、問題も多い。この方法で行うと、チームの人数にばらつきが生まれるのである。
 同じ学習課題をもった学習者が、あるチームで7人集まり、あるチームでは2人しか集まらないということもあるはずだ。そうなると、学習効果にも差が生じる。
 また、同じ興味・関心をもった学習者が集まると、どうしても「仲良しグループ」になりやすい。こうなると、それぞれの異なった考え方が相互に作用されにくくなる。

 私は、チーム編制は「教師指導」で行うべきだと考えている。(つづく)

« 協同学習を考える 3 | トップページ | 協同学習を考える 5 »

教育観・研究観」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130877/47985851

この記事へのトラックバック一覧です: 協同学習を考える 4:

« 協同学習を考える 3 | トップページ | 協同学習を考える 5 »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31