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2008年9月

2008年9月18日 (木)

マッキントッシュ教育活用実技講座 10月4日(土)

さわってみよう! マッキントッシュ
〜Keynoteでスライドショーや教材をつくってみよう〜

主催:熊本大学教育学部情報教育研究会
共催:D-project
日時:10月4日(土)9時-11時30分
場所:熊本大学教育学部附属小学校3Fコンピュータ室
参加費:無料

■ 今回は実技講座!
 ICTが教育現場に広がらない理由の一つに、コンピュータの操作が面倒であることが挙げられます。しかし、操作が簡単であれば、それは生活の一部となります。教師が、コンピュータを楽しく使えるようになれば、教育への活用も広がっていくことでしょう。
 そこで、熊本大学教育学部情報教育研究会では、 マッキントッシュ教育活用実技講座を企画することにしました。マッキントッシュOSは極めて操作が簡単だからです。
 また、ウインドウズも使えるようになり、活用の幅がぐんと広がりました。
■ 教材やスライドの作成
 今回の実技講座では、マッキントッシュのソフトの中でもKeynoteにスポットあてることにしました。
 Keynoteは、PowerPointとは、ひと味もふた味も違うプレゼンテーションソフトです。しかし、アイデア次第では教材やスライドの作成も可能なのです。
 文字の入った画面に動画をうめこんだり、静止画像の切り替えを効果的に行ったりできます。また、写真やイラストを自由な場所に動かしてアニメーションにすることもできます。
 様々な機能を楽しみながら、操作を覚えましょう。 
■ 準備物
 マックユーザーの方はご自分のマッキントッシュをぜひお持ち下さい。また、持っていない方のために、マッキントッシュを用意しております。
(協力:D-project)
 コンピュータの活用に興味がある方は誰でも参加いただけます。デジタルカメラをお持ちの方は、ケーブルとともにお持ち下さい。また、USBメモリがあると便利です。
 申し込みは以下まで。(当日参加も大歓迎です。)
 熊本大学教育学部情報教育研究会 山口修一
yamashu2jp@yahoo.co.jpMac2「mac_hands_on2.pdf」をダウンロード

2008年9月17日 (水)

ICT活用は授業研究である〜プレゼンテーションの指導〜

【一度パワーポイントからはなれて考えてみる】
プレゼンテーションとは「説明」ではない。情報の発信者と受信者の間に意味を生じさせて、受信者を納得させることである。そう考えると、プレゼンテーションとはコミュニケーションの一つの方法なのである。
 ところが、一般的には「プレゼンテーション=パワーポイント」という意識が強い。発信者が伝えたいことを単純に文字情報にしたスライドでは、受信者は受け身になってしまうことが多い。一度パワーポイントから離れてプレゼンテーションを考えてみることを提案したい。

【写真によるコミュニケーション】
 ここに子どもたちが撮影してきた一枚の写真がある。
 もし、次のように問われたらどう考えるだろう。

 子どもたちは、この公衆トイレの写真で何を伝えようとしているのだろう。

 情報の受信者は、子どもたちのメッセージを読み取らなくてはならない。能動的に写真からの情報を解釈しようと試みることになる。

実は、この写真は、子どもたちがユニバーサルデザインについての学習をしていて撮影されたものである。「入り口が小さいと不便だ。」と感じ、伝えようという意志が働き、撮影という行動にうつしたのだ。つまり、公衆トイレは、子どもたちによって「課題をもった場所」として意味づけられたわけである。
 しかし、受信者は「公衆トイレの写真」だけを見せられても、発信者からのメッセージを引き出すのは難しい。なぜならば、写真は極めて具体的なものを記録することができるが、意味は曖昧であるからだ。
 そこで、発信者は写真を見せると同時に、自らの〈意味づけ〉を語る必要が出てくる。たとえば、「これは、公園のすみにある公衆トイレです。でも、入り口がこんなに小さくては、入れない人がいるのではないでしょうか。」といった具合である。
 このような〈写真の意味づけ〉を言葉にするという活動が、情報の受信者と発信者の間にコミュニケーションを生じさせることになるのである。

【プレゼンテーションをどう指導するか】
 基本的には以下のことがポイントとなる。

○ プレゼンテーションの目的を明確にする
○ 文字ではなく写真の意味を語る構成にする
○ 言葉で相手にうったえかけるようにする

 プレゼンテーションそのものが目的となってしまってはならない。何かの目的があって、その方法としてプレゼンテーションが位置づけられなくてはならない。相手を説得するという目的が明確になっていると、意欲も高まり相互評価も行いやすい。
 また、プレゼンテーションで提示する文字情報は極力少ないものにして可能な限り写真の意味を語るような構成にする。こうすることによって、提示資料を作成する時間を短縮することもできる。
 さらに、相手にうったえかけるようにするためには、言葉が極めて重要な役割を果たすことになる。どのような問いかけが必要なのかといったことを吟味させていく。そして、原稿を見ないで相手に語りかけるというアイコンタクトの重要性も認識されるようになる。

Koushutoire

2008年9月16日 (火)

ICT活用は授業研究である〜黒板に残すということ〜

 授業でプロジェクターを使っていると、それを使った方がいい場合と使わない方がいい場合が見えてくる。
 パワーポイントのようなスライドショーは、複数の映像をまとめて提示するのには便利であるが、子どもたちの心に残るかといえば、必ずしもそうではない。むしろ情報が多すぎると、案外と心には残らないものだ。

 たとえば、ここに2枚の写真がある。
 1枚目は算数の授業での板書である。子どもたちはB4の紙に自分たちの「考え方」を書く。実物投影機で、その紙を大きく投影して提示する。説明する子どもたちは、分かりやすく「考え方」を説明しなくてはならない。アナログ情報を拡大投影しただけだが、子どもたちはこのような学習を好む。(子どもにとっては、デジタルかアナログかということは問題ではない。)
 私が子どもたちに求めるのは「相手が分かりやすいような『図』を書き、分かりやすいような『説明』をすること」である。答えをはやく出すことだけではない。しかも、その紙はスクリーンの右側にはりつけることにした。説明が終わっても、紙は残ることになる。全部の説明が終わった後、「どのグループの説明が一番分かりやすかったか?」と問う。紙が残っているので比較しやすい。

 2枚目は道徳の時間の板書である。道徳の副読本の挿絵を学年主任がカラーコピーをしてくれた。あえて、副読本の文章を子どもたちに見せずに、教師の「語り」だけで授業をすすめた。語りながら、カラーコピーを黒板に貼り、キーになる言葉の紙を貼り付ける。子どもたちは、その先はどうなるのだろう、という目で話を聞くことができた。
 昔ながらの板書のスタイルであるが、授業の流れが黒板に残るので、子ども達は授業後半での感想が極めて書きやすい。その日の日記を見ると、この道徳の授業のことを書いている子どもが多かったので、印象に残ったのであろう。教材文をあえて見せずに、挿絵と語りだけでも心に残すことはできる。

 コンピュータによる映像は美しく、自由に編集できるので便利ではある。しかし、板書構成を考えないと、子どもの心には残せない。このようなことは、ICTを授業で活用するようになってから気づいたことである。

 子どもたちに何を提示し、何を残し、何を考えさせるかということが重要なのである。

Kokuban1
Kokuban2

2008年9月14日 (日)

子どもの思考力をどう高めるか 2

 そのような評価を続けていくと、次第に☆印をもらう子どもが増えてくる。
 子どもたちは不思議なもので、☆印をもらった子どもの中から、また別な表現ができる子どもが出てくる。たとえば次のような文章である。

 「今日は、オクラの実のかんさつをしました。そこで、気がついたことが二つあります。一つは、実には小さな毛がはえているということです。もう一つは、上から見ると実が星形になっているということです。」

 これは「気がついたことは○つあります。一つは〜。もう一つは〜です。」という型である。このような文章をはじめに書いた子どもには☆を○でかこんだホシマル印をつけて発表させる。

 また、次のような文章も出て来た。

 「今日、買い物しらべをしてぎもんに思ったことがあります。それは、どうしてスーパーマーケットの品物は安いのか、ということです。」

 これは「ぎもんに思ったことがあります。それは〜です。」という型である。このような文章をはじめに書いた子どもにも☆を○でかこんだホシマル印をつけて発表させる。

 こんなことを繰り返していくと、子どもたちの文書は少しずつ変化していく。

 思考力を高めるには、「思考の型」が必要だ。しかし、その型を教師側が最初に一度に示してしまっては、子どもたちは消化しきれない。あくまでも、子どもたち自身が書いた文章を取り上げながら、じょじょにゆっくりと高めていく必要があると思う。時間はかかるが、このようなことを毎日繰り返していくことによって「自分の考えを発信できる力」を高めることになるのではないだろうか。

子どもの思考力をどう高めるか 1

 13日(土)の午後は、熊本大学教育学部情報教育研究会の話し合いを行った。現在は、国語科の学習において情報活用能力をどう高めていくかという研究を行ってる。
 塚本会長がメンバーに問いを出した。「子どもたちの思考力はどう高めるか」というものだ。
 考えてみれば、新聞やニュース、スピーチやレポートなど、どの言語活動であっても、「自らの考え」を発信しなければならない。その力はどうやって高めるのであろう。

 私は「書く」ことを重視してきた。国語専科のときは「自己評価」で文章を書かせてきた。担任をしている現在は「日記」で文章を書かせる。
 しかし、日記を継続すれば子どもの思考力を高められるかといえば、そうでもない。
 たとえば、子どもたちが次のような日記を書いたとする。

 「今日は遠足でした。お弁当を食べました。木下くんたちとじんとりをして遊びました。とっても楽しかったです。」

 まじめな教師だったら、日記に「楽しい遠足でよかったね。」といったコメントを書いて返すだろう。

 しかし、このようなコメントでは思考力は育たないのではないだろうか。子どもたちが記述したことは「自分の行動」と「感想」だけだ。
 私だったら、容赦なく「□ もっと書こう」「□ 何を学んだの?」の項目にチェックを入れる。

 日記は目的をもって書かせるべきだ。私は「遠足で何を学んだか」ということを子どもたちに求める。
 たとえば、次のようなことを書いた場合は、高く評価できる。☆印をつけて、帰りの会のときに、本人に読ませる。

 「今日は遠足でした。お弁当を食べていると、木下くんが遊ぼうってさそってくれました。木下くんとはあまり遊んだことがなかったので、とってもうれしかったです。ふだんはあまり遊ばない人にも声をかけると、あいてがうれしいと感じることを学びました。」

 これは、思考のための一つの型である。「〜をしました。そこで、〜ということを学びました。」という書き方に、まずは慣れさせることが大切なのだと思う。これを聞いた他の子どもたちは、そのような書き方ができるようになっていく。(つづく)
 

2008年9月 8日 (月)

マッキントッシュ教育活用実技講座 9月13日(土)

いよいよ今週の土曜日にせまりました。
映像制作を楽しみましょう。
できるだけ、事前のお申し込みをお願いします。

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さわってみよう! マッキントッシュ

主催:熊本大学教育学部情報教育研究会
共催:D-project
日時:9月13日(土)9時-11時30分
場所:熊本大学教育学部附属小学校3Fコンピュータ室
参加費:無料

■ 今回は実技講座!
 ICTが教育現場に広がらない理由の一つに、コンピュータの操作が面倒であることが挙げられます。しかし、操作が簡単であれば、それは生活の一部となります。教師が、コンピュータを楽しく使えるようになれば、教育への活用も広がっていくことでしょう。
 そこで、熊本大学教育学部情報教育研究会では、マッキントッシュ教育活用連続集中講座を一学期に開催しました。マッキントッシュOSは極めて操作が簡単だからです。また、ウインドウズも使えるようになり、活用の幅がぐんと広がりました。
 連続集中講座では、毎回30名を超える参加者が集まり盛会のうちに終了いたしました。参加した皆様方からの「続けてほしい」「実際にさわりながらやってみたい」というご要望にお応えするために、今回は実技講座を企画することにしました。キーワードは「さわってみよう」です。

■ デジカメ写真の活用
 実技講座の第一回目は、デジタルカメラのデータを管理・活用する方法を伝授します。学校で頻繁に使われるようになったデジカメの写真も活用次第では教材作成に役立ちます。また、スライドショーの制作も簡単です。

■ 準備物
 マックユーザーの方はご自分のマッキントッシュをぜひお持ち下さい。また、持っていない方のために、マッキントッシュを借りることにしました。(協力:D-project(デジタル表現研究会)
 コンピュータの活用に興味がある方は誰でも参加いただけます。デジタルカメラをお持ちの方は、ケーブルとともにお持ち下さい。また、USBメモリがあると便利です。
 申し込みは以下まで。(当日参加も大歓迎です。)
 熊本大学教育学部情報教育研究会 山口修一

「mac_hands_on1.pdf」をダウンロード

Mac

2008年9月 3日 (水)

読売新聞・教育ルネサンス

 読売新聞の「教育ルネサンス」。
 「教師力」の連載記事の取材を受けた。

 取材をされた記者の方からは、「何かと不祥事ばかりを取り上げられて批判されている教育現場に元気になってほしい。教師のがんばりをピックアップしたい。」という願いを感じた。
 そう思うと、このような形で紹介されるのは、大変ありがたいことだ。

 私には「教師力」などいう大げさなものは無いに等しい。いくつになっても、自分の授業はダメだと思っている。今でも放課後は反省の毎日である。だから、よけいに悔しいとも思う。逆に、授業がうまくいったとき(滅多にないが・・・)は、非常にうれしい。この気持ちはずっと変わらない。

2008年9月 1日 (月)

授業日記改良

 授業日記を改良することにした。
 子どもによって文の量に差が出るからである。だから、どれだけ書いてもよいことにした。書き終わったところで線を引く。
 さて、子どもたちはどんな反応を示すだろう。明日が楽しみである。

 私は何かを創るのが楽しい。ワークシートもその一つである。ワークシートの形や文言をわずかに変えるだけでも、子どもたちの思考は変わってくる。
 Nikki2
「jugyounikkih20_2.pdf」をダウンロード

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