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2009年1月16日 (金)

ICTは授業の「補助的な手段」なのか 2

 NHKスペシャル「デジタルネイティブ」は、昨年の11月10日に放送された。期待していた以上に面白い内容だった。
 自らの手足のようにネットを自在に使い、新たな事業や組織を次々に創り出していく若者たちの姿を取材した内容であった。今までの価値観や常識にとらわれない新しい発想や行動力で世界を変えていく可能性を秘めた新世代の若者たちである。彼らを、デジタルネイティブ(Digital Native)とよぶ。

 番組の途中でデジタルネイティブに共通する特質を列挙している場面があった。
 ○現実とネット 区別しない
 ○情報は〝無料〟と考える
 ○年齢・肩書き・所属 重視しない

 デジタルネイティブに対して、それ以前の世代はデジタルイミグラント( Digital immigrant)とよばれる。私もまたデジタルイミグラント(移民)である。

 面白いことに、デジタルネイティブを制作したディレクターが本を執筆している。番組を見た後に、この本を読むと実に興味深く感じる。撮影・放映された映像の背景を知ることができるからだ。また、テレビと書籍とネットがそれぞれの特性を活かしながら、情報を提供していることが実感できる。

 三村忠史・倉又俊夫 著「デジタルネイティブ 次代を変える若者たちの肖像」(NHK出版)

 「ICTは授業の補助的な手段なので、まずは授業力を高めてからICTを活用しよう」という考え方の世代では、デジタルネイティブの価値感や発想は、まず理解できないだろう。「ICT=コンピュータの操作」程度にしか考えていないからである。
 
 問題なのは、教師側の多くがデジタルイミグラントであるのに対して、学習者側ではデジタルネイティブが増えていくということである。(つづく)

 

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