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2009年1月 4日 (日)

「授業の準備の時間」を確保する 1

 新しい学習指導要領では、現在よりも授業時数が増える。単純に計算しても、低学年で週2コマ程度、中高学年で週1コマ程度の授業時間が増える。
 「授業時間」が増えるということは、その増えた分の「授業の準備の時間」も増やさなければならないはずである。ところが、全体の時間は変わらないので、「授業の時間」が増えた分だけ「授業の準備の時間」は減ることになる。これは矛盾している。

 授業のためには準備の時間が必要だ。おそらくほとんどの教師は勤務時間以外にやっているはずである。自宅に持ち帰るのは当たり前で、場合によっては休日もその時間にあてていることが多いだろう。
 私がブログで授業についての「振り返り」を記録しているのは次の授業を充実させるためである。これもまた「授業の準備の時間」であり、それなりに時間がかかる。

 授業の準備が十分にできていないと、授業は不十分なものになる。子どもたちにとっては満足感の足りない授業となり、教師にとっても充実感が乏しいものとなってストレスはたまる。
 授業数をいかに増やしたところで、一つ一つの授業が充実していなければ、教育効果は極めて薄いものになる。総合的な学習などは形骸化してしまうだろう。

 現在、私は自宅から学校までの往復通勤時間が2時間近くかかってしまう。だから、10分でも20分でも貴重である。個々の教師の努力だけではどうにも解決できない問題ではないだろうか。どうして日課表の中に「授業の準備の時間」というものを位置づけないのであろう。

 新学習指導要領が完全実施されたときに、何らかの手をうたなければ、学校はますます多忙を極めることになるはずだ。「時間確保」を研究テーマにする学校や教師は存在しないのだろうか。(つづく)

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