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2009年4月29日 (水)

活用型学力とは何か6

【キーコンピテンシーって何なのだろう?】

 I先生から「研究通信出すのは大変でしょう。」と言われますが、そんなことはありません。そのほとんどが「引用」ですので、コピーアンドペーストです。自分の頭の中を整理するためにも、ちょうどよいのです。学級通信の方が大変だし、時間がかかります。

 さて、キーコピンテンシー(KEY COMPETENCIES)って何なのでしょう。KEYは「鍵になる」とか「重要な」「主要な」という意味があります。
 コンピテンス(COPETENCE)を英和辞書で調べると「能力」「力量」「適性」「手腕」「熟練」といった言葉が出てきます。どうやら、単純に「能力」だけではなさそうです。実は、コンピテンシー(COMPETENCY)の概念は、ハーバード大学教授のマクレランドが提唱したものです。

 1970年代に業績をあげる人とそうでない人との違いに興味を持ったマクレランドが高業績者(ハイパフォーマー)の特性を「コンピテンシー」と呼ぶことにした。
 (「コンピテンシーの正しい理解と使い方」 AGP行動科学分析研究所 所長 永井 隆雄
)
 (IT情報マネジメント http://www.atmarkit.co.jp/fbiz/cstaff/serial/competency/01/01.html)

 ですから、ビジネスの分野では、一般的にコンピテンシーは「高い業績を上げている人の行動特性」と定義されています。
 OECDは1997年から2003年にかけて、多くの国々の認知科学や評価の専門家、教育関係者などの協力を得てDeSeCo(デセコ)プロジェクトというものを組織しました。DeSeCo(Definition and Selection of Competenites)とは、国際的に共通する能力概念としてのキーコンピテンシーを理論的に定義付け、その評価と指標の枠組みを開発するプロジェクトです。
 DeSeCoは、「THE DEFINITION AND SELECTION OF KEY COMPETENCIES Executive Summary」という要約を公開しているので読むことができます。
 その中でキーコンピテンシーは3つに区分されています。
 
1、Use tools Interactively(「道具」を相互作用的に使用できる能力)
2、Interact in heterogeneous groups(異質な人々と相互に関わり合う能力)
3、Act autonomously(自律的に行動する能力)
(「THE DEFINITION AND SELECTION OF KEY COMPETENCIES Executive Summary」 訳:前田) 

 実は、ここに活用型学力形成のための授業づくりのヒントがあると私は思っているのです。(つづく)

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