無料ブログはココログ

« マッキントッシュ教育活用連続講座を終えて | トップページ | 活用型学力とは何か11 »

2009年5月11日 (月)

活用型学力とは何か10

【人間関係力:対話力・協働力・解決力】

 必要な能力として「人間関係力」を重視しているところが面白いところです。特に●で書かれている部分は、学習を設計する上では重要だと思います。われわれ教師にも当てはまりますね。(^_^;)

*******************************
コンピテンシー2A:他人といい関係を作る能力
 このコンピテンシーが仮定しているのは、人が自分がよいと感じる環境を創り出すためには他の人の価値観、信念、文化や歴史を尊敬し評価できるだけなく、それらを取り入れて成長するということである。他の人々とうまく協力していく必要条件は次の点である。
● 共感性・・他人の立場に立ち、その人の観点から状況を想像する。これは内省を促し、広い範囲の意見や信念を考える時、自分にとって当然だと思うような状況が他の人に必ずしも共有されるわけではないことに気づく
● 情動と意欲の状態と他の人の状態を効果的に読み取る

コンピテンシー2B:協力する能力
 協力に必要なのは、個々人が一定の資質をもつことである。その個々人に求められるのは、自分自身の優先順序の中でグループの目標とグループへの関わりとを調整できることであり、リーダーシップを分け合い他者を支援することができなければならない。
 このコンピテンシーの特定の構成要素としては次のものがある。
● 自分のアイデアを出し、他の人のアイデアを傾聴する力
● 討議の力関係を理解し、基本方針に従うこと
● 戦略的もしくは持続可能な協力関係を作る力
● 交渉する力
● 異なる反対意見を考慮して決定できる包容力

コンピテンシー2C:争いを処理し、解決する能力
 建設的な方法で争いに取り組む鍵は、争いを否定しようとするよりも、何かを行うための一つのプロセスとして争いを認識することである。そのために必要とされるのは、他方のニーズと利害を考慮しながら両方が利益を得られるような解決策の工夫である。
 個人が争いを処理し解決する積極的な役割を担うために、以下の能力が必要となる。
● できるだけ異なる立場があることを知り、現状の課題と危機にさらされている利害(たとえば、権力、メリットの認識、仕事の配分、公正)すべての面から争いの原因となる理愉を分析する
● 合意できる領域とできない領域を認識する
● 問題を再構成する
● 進んで妥協でいる部分とその条件を決めながら、要求と目標の優先順位をつける。
「キー・コンピテンシーの定義と選択【概要】」(ドミニク・S・ライチェン ローラ・H・サルガニク編著 立田慶裕監訳「キー・コンピテンシー」(明石書店)より)

« マッキントッシュ教育活用連続講座を終えて | トップページ | 活用型学力とは何か11 »

教育観・研究観」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130877/47985362

この記事へのトラックバック一覧です: 活用型学力とは何か10:

« マッキントッシュ教育活用連続講座を終えて | トップページ | 活用型学力とは何か11 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30