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2009年5月14日 (木)

活用型学力とは何か12

【自律的に活動する能力:展望力・設計実行力・表明力】

 なかなか難しい能力ですね。教師にももちろんあてはまると思います。
 (引用が長くなりすぎましたので、近々削除します。大変申し訳ありません。m(_ _)m)
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コンピテンシー3A:大きな展望の中で活動する能力
 このキー・コンピテンシーが個人に求めるのは、自分の行為や決定をいっそう広い文脈で理解し考える力である。つまり、自分たちが他のものとどのように関係しているかを考慮すること、たとえば社会的なルールや社会的、経済的な組織、そして過去に起こった出来事との関係を考えることが求められる。人は、自分自身の行為や決定がこうした広い図のどこにどのようにあてはまるかを知る必要がある。
 たとえば、
● パターンの認識
● 自分たちが存在しているシステムについての理想を持つ。(たとえば、その文化、実践、公式・非公式のルールや期待、その中で果たす役割を理解し、法律や規則、また文書化されていない社会規範や道徳作法、マナーや慣習を理解する。)こうした行為を制約する知識をもつことで権利についての理解を補う
● 自分の行為の直接的・間接的な結果を知る
● 個人および共通の規範や目標に照らして起こりうる結果を考えながら、違う道に至る行為から選択を行う

コンピテンシー3B:人生計画や個人的プロジェクトを設計し実行する能力
 このコンピテンシーは個人の活動計画を考えるために役立つ。自分の実践をまとまった物語と見なし、バラバラになりがちな人生について、変化する環境の中でそこに意味と目的を与えることが求められる。
 (中略・・・前田)各個人に求められるものとして次のようなものがある。
● 計画を決め、目標を定める
● 自分が利用できる資源と必要な資源を知り、現状を評価する(時間、お金など)
● 目標の優先順位を決め、整理する
● 多様な目標に照らして必要な資源のバランスを取る
● 過去の行いから学び、計画の進展に応じて必要な調整を行う

コンピテンシー3C:自らの権利、利害、限界やニーズを表明する能力
 このコンピテンシーは、高度に制度化された法的な事項から、個人的な利害の主張を含む日常的な事例にいたるまでの広い状況で重要となる。多くの権利や要求は法律や契約が作られ擁護されているが、他の人々のものと同じように個人がその権利や要求、利益を知って自ら評価し、また積極的に主張して守るのは、最終的には個人次第である。(中略・・・前田)このコンピテンシーが求める能力としては次のものがある。
● 選挙などのように自分の利害関心を理解する
● 個々のケースの基礎となる文書化された規則や原則を知る
● 承認された権利や要求を自分のものとするための根拠を持つ
● 処理法や代替的な解決策を指示する
「キー・コンピテンシーの定義と選択【概要】」(ドミニク・S・ライチェン ローラ・H・サルガニク編著 立田慶裕監訳「キー・コンピテンシー」(明石書店)より)
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