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2009年5月 6日 (水)

活用型学力とは何か9

【異質な人々と相互に関わり合う能力 Interact in heterogeneous groups】

 キーコンピテンシーの三つのカテゴリーの二つ目は、「異質な人々と相互に関わり合う能力(Interact in heterogeneous groups)です。「heterogeneous(英)」は、「異種の」「異質の」「混成の」「雑多な」という意味があります。「interact(英)」は前述したように、「相互に影響を及ぼし合うこと」という意味です。以下に引用した図書には「交流する」と訳してありますが・・・。(^_^;)
 DeSeCoプロジェクトは以下のように主張します。

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カテゴリー2 異質な集団で交流する。 
 人生を通じて、人間は、物質的・心理的に生存するためにも、そして社会的なアイデンティティの獲得という面でも、他の人々とのつながりに依存している。社会がいろいろな点でいっそう断片化し、多様化するようになってきている時に、個人間の人間関係をうまく管理することは、個人の利益からも新しい形の協力関係を作る上でもいっそう重要になってきている。既存の社会的な絆が弱められつつある時、強い絆を形作る能力をもつ人々が新しい絆を作りだすように、人間関係のような社会的資本の構築が重要なのである。
 将来における不公平な資本配分の一つの可能性は、社会関係を作りそこから利益を得る能力がいろいろなグループで異なることだろう。
 このカテゴリーのキー・コンピテンシーは、他の人々と共に学び、生活し、働くことを個人に求める。「社会的能力」、「ソーシャルスキル」、「異文化間能力」、「柔軟な能力」といった用語と関係した多くの特徴はこのキー・コンピテンシーは当てはまる。
「キー・コンピテンシーの定義と選択【概要】」(ドミニク・S・ライチェン ローラ・H・サルガニク編著 立田慶裕監訳「キー・コンピテンシー」(明石書店)より)
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 「水泳の能力」を高めるためには、「水泳を行う活動」が必須条件であるように、「異質な集団で交流する能力」を高めるためには、「異質な集団で交流する活動」が必須であると思うのです。
  このキー・コンピテンシーは、さらに三つに分けられます。

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2A:The ability to relate well to others(他人といい関係を作る能力)
2B:The ability to cooperate(協力する能力)
2C:The ability to manage and resolve conflicts(争いを処理し、解決する能力)
(「THE DEFINITION AND SELECTION OF KEY COMPETENCIES Executive Summary」)
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 これから想起できる学習の姿は、何かの問題や課題を協同で解決するような学習でしょう。しかも、異なる意見を考慮しながら決定していくような場面が必要になりましょう。(つづく(^_^;))

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