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2009年8月15日 (土)

プレゼン力7

 数値、グラフ、表といった数字に関するデータがあると、説得力が増す。写真が感性にうったえるのに対して、数字は論理にうったえるからかもしれない。

 教師でプレゼンで使えそうな例としてはどんなものがあるだろう。

01toukei  一つは、身近なことなのにあまり知られていないような数字は、聞き手の興味を引く。たとえば、小学校の教師向けのプレゼンの最中に、「ところで、全国の小学校の先生って、何人いるか、知っていますか?」と問いかける。自分たちのことだけに興味を引くだろう。その後に具体的な数字を提示する。これは、文部科学省のサイトの統計情報からすぐに入手することができる。




02toukei  日常的に感じていることを裏付けられる情報を提示すると説得力を増す。たとえば、「最近、小学校の先生方の平均年齢って高くなったと感じませんか?一方で、若い人も増えていますよね。」と語りかける。何となく感じていることだ。そこで平成16年度と平成19年度の「男女別年齢別構成」の情報を比較してみる。そうすると、明らかに50歳以上の教員の割合と30歳未満の教員の割合が増えていることが分かる。




03toukei  研究成果を報告するような場合は、変化の様子をグラフ化していると面白い。たとえば、ある学習の自己評価の項目(学習意欲、協同性、個々の思考)で毎時間点数化させたものの平均値を比較してみる。学習意欲がどの段階で上がっているのかが明確になる。さらに、授業の最後の時間に最も学習意欲が高くなっていることが主張できる。「子どもたちの目が輝いていました。」などと言葉で説明するよりも、説得力が高くなるはずだ。



05toukei  単純にアンケート結果を表にまとめてみる手もある。たとえば、単元終了時の子どもたちの自己評価を4段階で数値化した表。この表を見てみると、24名全員の子どもたちが「今回の学習はとても楽しかった」と回答している。聞き手は「よほど楽しかったのだろう。」と推察できるようになる。

 数字は、著しく説得力を高める。語り手としては、プレゼンのテクニックとして身に付けておく必要があるだろう。
 一方、聞き手としては、「その統計情報の出典はどこなのか」「集計の方法そのものは妥当なのか」「語り手の都合のよい情報だけを提示していないか」という点を考えながら聞かなくてはならない。

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