無料ブログはココログ

« プレゼン力2 | トップページ | プレゼン力4 »

2009年8月 9日 (日)

プレゼン力3

 聞き手の立場を強く意識すると、他の人のプレゼンテーションの画面の文字がやたらと気になる。聞き手は、メモをとりたい。ところが、「書き言葉(文字)」で画面をが示され、「話し言葉」で説明されると、どの「言葉」でメモをすればよいのか迷ってしまう。画面の中に文字がやたらと多いと、聞き手は分かりにくい。
 だから、画面には可能な限り文字を使わない方がいいのだと思う。写真だけが示され、その意味を話し言葉で伝えられると、すっきりする。つまり、画面はあくまでも「見せる」ためのものであり、「読ませる」ためのものではいけないのである。

 しかし、常に写真があるとは限らないし、「要点」などを説明する場合は、文字を使わざるをえない。だとすれば、その文字情報そのものもできるだけ短く示すことが必要なのだろう。

 前回で話題にしたパネルディスカッションにおいて、コーディネイターから出された質問は「子どもたちの相手意識・目的意識に切実感をもたせるためには、どうしたらよいのか?」というものであった。
 私は、その場で三つの回答を考えた。
1、保護者に手紙を出させるといった活動で、相手を可能な限り具体的に意識させること
2、昔から伝わる民話を蘇らせるといった活動は社会に貢献することなのだという話をすること
3、今やっている協同的に課題を解決していく活動は、君たちの未来に必ず役立つ力になるという話をすること
 この中からキーワードだけを拾い出すと次のようになる。これを一枚の画面にする。
1、具体性
2、社会性
3、未来性
 これだけだと聞き手はメモをとりやすい。しかも、一度に見せるのではなく、1から順番に示しながら具体的な事例を「話し言葉」で行う。

 画面の上に「テーマ」を書きその下に3つのキーワードを箇条書きにするという方法は簡単だ。テンプレートも作成しているので、その場で複製して書きかえるだけでよい。

 池上彰さんの本を読んでいたら、同じ方法を書いてあってびっくりした。池上さんも、三つのキーワードを箇条書きにして示すという。

池上彰著「わかりやすく〈伝える〉技術」(講談社現代新書)


Youten

 プレゼンの画面は聞き手に「読ませる」ためのものではない。「見せる」ためのものである。

« プレゼン力2 | トップページ | プレゼン力4 »

研究会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130877/47985281

この記事へのトラックバック一覧です: プレゼン力3:

« プレゼン力2 | トップページ | プレゼン力4 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30