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2009年9月

2009年9月29日 (火)

なぜ協同学習なのか〜社会的構成主義〜1

 同僚の先生と物語教材の授業について話をしていました。その先生がおっしゃるには、3人グループで物語教材の読み取りをするということを試してみたら今までとは違う手応えを感じたということでした。

 たしかに、従来の学習形態では、教師が発問をして、それを個別に考えさせるということが多かったように感じます。数名の子どもたちが挙手をして、その子たちが発言をして授業が進められていきます。一見、スムーズに授業は流れていきますが、全員の子どもたちが参加しているかどうかは分かりません。大人が驚くような深い読みを一部の子どもたちができたとしても、それをクラス全員の子どもたちが共有できているかどうかは瞬時に確かめることはできないのです。

 私の授業では、プロジェクト型の協同学習を多く取り入れています。中学年では3人グループが基本で、高学年では4人グループが基本です。
 しかし、なぜ協同学習をするのか、その利点は何なのかを明確にしてはいませんでした。
Kyoudou
 よく、研究校などで「協同」や「対話」をテーマにしているところを見かけるのですが、「なぜ協同なのか」「なぜ対話するのか」ということまで言及しているところは多くないように感じます。
 「はじめに『協同』・『対話』ありき」ではなく、その意味まで考えていきたいと思っています。(つづく)

2009年9月27日 (日)

マッキントッシュを活用した授業講座10月10日

Keynote09を活用したプレゼンテーションの実際
Mactpresentation
主催:熊本大学教育学部情報教育研究会+ D-project
日時:10月10日(土)9時-11時50分
場所:附属小学校3Fコンピュータ室
参加費:無料

■ Keynote09の活用
 マッキントッシュのプレゼンテーションソフトであるKeynote09は、パワーポイントとは異なる表現ができるために、使用する人が急激に増加しています。簡単な操作であるにもかかわらず、美しい画面を創り出すKeynote09のマジックを学びます。

■ 映像を活用した授業実践報告とミニテクニック講座
 マッキントッシュを活用すると,映像が簡単に教材化できます。 後半は,そうした映像を活用した授業について5人の実践事例(坂本、和田、前田、鳥越、上妻)から学びます。毎回行われる「ミニテクニック講座」(山口)も役立つ内容です。

■ これが実物投影機の正しい使い方だ!
 学校現場では実物投影機が、かなり使われるようになりました。そこで、実物投影機の専門家にきてもらって、様々な活用法を学びます。

■ 準備物
 コンピュータの活用に興味がある方は誰でも参加いただけます。マッキントッシュがなくても大丈夫です。参加費は無料です。申込は以下まで。(当日参加も大歓迎です。)
 熊本大学教育学部情報教育研究会 山口修一

Mact ■ オプション研究会
 オプションとして,12時20分より14時まで昼食をとりながらの研究会もあります。今回は「ビデオ編集における授業観察スキルの開発(前田、藤田)」「図画工作美術教育における映像の活用(西尾)」という内容です。ふるってご参加下さい。

今後の予定

 11月 7日(土) 9:00-11:50 Pagesと動画の活用 外国語活動と映像

 12月 5日(土) 9:00-11:50 Numbersと音楽音声の活用

 1月 23日(土) 9:00-18:00 D-project九州一日セミナー「プレゼン力を鍛える」
        中川一史氏来熊 40名限定

2009年9月19日 (土)

新聞を「見る」4

 子どもたちの新聞紹介もだんだんと軌道に乗ってきた。
 新聞記事は、模造紙にはってコメントを記入させることにした。教室の後ろに掲示してある。ならべてみてみると面白い。
Shinbun1_3
 男の子はスポーツ関連の記事を選びたがるが、女の子は生活関連の記事を選ぶ傾向にある。
Shinbun2_2

2009年9月 8日 (火)

新聞を「見る」3

 子どもたちによる新聞紹介も4日がすぎた。
 少しずつ分かってきたことがある。

 まず、子どもたちは発表そのものには意欲的であるということだ。放課後になったら、次の班が必ず「明日の新聞をください。」と言ってくる。自分たちもやってみたいという気持ちがあるのだろう。これは意外であった。

Shinbun02  課題としては、コメントの内容だ。難しい記事はどうしても分かりにくい。そこで、コメントを以下のようにした。

 1、その記事には何のことが書いてあるかを解説する。
 2、なぜ、その記事を選んだのか、その理由を述べる。

 子どもたちが聞きたいのは「感想」ではない。その記事には何のことが書いてあるのか、という「意味」なのである。
 効果的なのは、実物投影機だ。写真だけをぐっとクローズアップできる。もちろん、子どもたちが自分たちで行う。インフルエンザが流行しているという記事において、マスクをつけて登校している子どもたちの写真が掲載されていた。これなどは、効果的な写真の活用だと思う。
 もう少し継続していくと、何かが見えてくるだろう。

2009年9月 6日 (日)

新聞を「見る」2

 子どもたちは、自分の選んだ新聞記事にコメントを記入した付箋紙を貼り付ける。それを、翌朝の朝の会で発表するという方法をとった。
 私の方で、記事の解説を行うこともやる。

Shinbun01  難しいのは、聞いている子どもたちの意識である。記事を選んだ子どもたちは、コメントを記入しているので、それなりに記事の内容を理解している。しかし、聞いている子どもたちは、記事を見せられてすぐなので、興味関心が高まっている状態ではない。

 方法としては、改良を加える必要があるだろう。

2009年9月 2日 (水)

新聞を「見る」1

 社会科の時間に,このような話を行った。
 「みなさんは,新聞を読むことがありますか。」
 予想以上に多くの子どもたちが挙手をした。12名ほどである。しかし,いつも読んでいるわけではないようだ。
 「最近,大きな出来事がありましたけど,知っていますか。」
 次々と意見が出た。
 ○地震  ○インフルエンザ  ○家事  ○誘拐
 最後に次の意見が出た。
 ○政権交代

 「政権交代」がすぐに出ると思ったが,これは案外と知られていなかった。選挙があって総理大臣が替わるということは分かっているようだが,意味を知っている子は2名であった。
 ここで,日本の総理大臣は国会議員の選挙で決めることを説明した。また,「今までずっと国会議員には自由民主党の人が多くてそのトップの人が総理大臣になっていたのに,選挙の結果で民主党の人が多くなったので民主党のトップの人が総理大臣になるのです。だから,今までの政治のやり方が変化するので,新聞やテレビが大きく取り上げているのです。」ということを解説した。

 わずかな時間ではあったが,案外とこの「解説」は大切なことであるような気がする。記事の意味が分からなければ興味もわかないが,分かれば興味もわいてくるからだ。

**********************

 今日から輪番で新聞のスクラップを始めることにした。
 放課後に,熊本日々新聞の8月31日分を1グループ(3人)にわたした。「どこでもいいから,興味をもった記事を切り取って意見を付箋紙に書いてね。」と告げた。

 この日の記事は,もちろん総選挙一色だ。一面トップには「民主308 政権交代へ」と書かれている。写真は,笑顔の鳩山代表である。その真裏の紙面には,「列島『変革』の熱風」という見出しが太文字で示されている。
 面白かったのは,二人の人物の写真が対照的に掲載されていることだ。一人は,もちろん鳩山代表。満面の笑顔。もう一方は,麻生首相。無念の表情でうなだれている。この写真を見るだけでも,どちらが勝利したのかはすぐに分かる。

 さて,子どもたちは何に興味を示したのだろう。
 それは,「グラフなどの図」であった。これは意外だった。人目で分かるからなのだろう。「与党140 野党340」という数字で示された勢力関係のグラフや,各県の各政党の当選議員の数を示した日本地図などがそうだ。

 つまり,子どもたちはある程度の基礎知識があれば,記事の文章を読まなくても「見れ」ば分かるということなのかもしれない。そう考えると,「見出し」「写真」「グラフや地図などの図」が新聞で果たす役割は大きいということになる。考えてみれば,われわれ大人もそのような新聞の読み方をしているのではないだろうか。「読む」前に「見る」ことをしているのである。(つづく)



 



 

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