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2010年2月11日 (木)

仕事術2010 19

【学んだことは子どもたちに語る1】

 

 教師が学んだことはできるだけ子どもたちに語る。そのことで、学びは整理されて自分の頭に残る。

 子どもたちには毎日日記を書かせている。「学びの日記」とよんでいる。

 基本的には「やったことを書くのではなく、学んだことを書く」というきまりにしている。

 全員に知らせたい内容の日記は、全員の前で読ませることにしている。そうすると、他の子どもたちも真似し始める。子どもたちの学びは広がっていくのである。

 その日記と連動しながら、私は自分の考えを語ることにしている。

 たとえば、ある子が「最近、掃除を真面目にしている人が増えたことに気づいた。特に○○さんは、黙って一生懸命にやっている。ぼくも○○さんのようになりたい。」ということを日記に書いていた。

 そんなときは、その日記をみんなの前で読ませる。そして、こんな話をする。

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 たしかに、○○さんは黒板の前をすみずみまで雑巾で拭き上げてくれます。前よりもきれいになりました。

 さて、二人の人がいたとしましょう。仮にAさんとBさんということにするね。

 この二人には、袋作りの仕事がありました。いくら作っても、1時間に支払われる給料は同じ500円です。

 100枚作っても、80枚でも500円です。

 そこで、Aさんは、「どうやったら、1時間で120枚作れるだろう」と考えました。袋作りの速さを工夫しはじめたのです。Bさんは、できるだけ楽をするために、そのまま工夫をせずに仕事をしました。

 Aさんは、がんばって1時間で120枚を作ることに成功しました。そこで、さらに「よーし、やったぞ。では、今度はどうやったら140枚作れるか、挑戦してみよう」と考えて工夫をし始めたのです。

 AさんもBさんももらえる給料は同じ500円です。では、どちらの人が将来成功するでしょうか。

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 子どもたちは、一生懸命に聞いている。そして、「Aさんの方が成功する」という。

 そこで、話をさらに続ける。

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 そうだね。工夫をし続けたAさんの方が成功するんだ。

 掃除も同じです。できるだけ楽をしようとするか、どうしたら速く美しくなるかということを工夫しようとするかで、掃除の意味が全くちがってきます。すべてのことは、君たちの未来につながっているのです。

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 聞いている子どもたちの目は真剣だ。こんな話を続けていると、子どもたちは本当に掃除を一生懸命にやり始める。行為の意味を学んだからだ。

 ちなみに、この「袋作り」の話は中谷彰宏氏のビジネスDVDから学んだものだ。アウトプットすると、インプットされた情報が整理されて頭に残る。

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