無料ブログはココログ

« 仕事術2010 22 | トップページ | 教師のチカラ »

2010年2月17日 (水)

仕事術2010 23

【考えるための文章術 2】

 「型」に沿って文章を書くことによって思考は整理され、自分のメッセージが見つかる。
■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 以前の国語教育では、生活作文が主流だったのですが、現在は、レポートや説明文などが多くなってきています。教師は、このような文章を努めて書く必要があると思うのです。文章を書くための論理的な思考力が要求されるからです。
 しかし、教師には、それほど多くの文章を書く機会も余裕もないかもしれません。せいぜい、学級通信や年間に数本書くレポート程度でしょう。だから、いざ文章を書き始めてみると、何をどのような順番で書けばいいのか分からないことも多いはずです。これでは、子どもたちに作文の指導はできないでしょう。
 では、どのようにすれば文章が書けるようになるのでしょうか。
 私は、「型」にあてはめて書くことが最適だと考えます。たとえば、「問題提起」「主張」「根拠」「まとめ」といった論述の「型」にあてはめて自分のメッセージを述べるわけです。
 たしかに、「そんなに自分のメッセージはない」ということもあるでしょう。また、「型」にあてはめて書くと文章のパターンが同じになって面白みが欠けることもあります。しかし、「だから文章を書かない」ということでは、いつまでたっても自分のメッセージは生まれないのです。
 なぜなら、まずは「型」に当てはめてみることによって、メッセージが見つかること多いからです。つまり、最初からメッセージがあって文章を書くのではなく、文章を書いてみて、はじめて「自分はこのような考えがあったのだな」と気づくことが多いのです。まずは「型」にあてはめながら文章を書いてみることによって、思考を整理することが可能になるからです。
 このようなわけで、まずは「型」にあてはめて文章を書いてみることが最適だと考えるのです。実際、多くのレポートや説明文は、「型」に沿った論述がされているはずです。
***************************************
 ところで、この文章も「型」に沿って書いてみました。お気づきになりましたか。「私は、〜だと考えます。(主張表明)」「たしかに・・・。しかし、・・・。(意見提示)」」「なぜなら・・・。(根拠)」「このようなわけで・・・。(結論)」というキーワードを意識して使っています。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 おすすめ文章術の本 2
 今回紹介した「論述の型」は以下の書籍から引用したものである。
 樋口裕一著 「ホンモノの思考力-口ぐせで鍛える論理の技術」(集英社新書)
 樋口氏は、文章術だけではなく、「二項対立思考」「型思考」「背伸び思考」といった独自の方法論で、思考力そのものを鍛える術を述べている。私のような凡人が思考するためには、ありがたい本である。この本のおかげで、メッセージが見つかりやすくなった。

« 仕事術2010 22 | トップページ | 教師のチカラ »

仕事術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130877/48044888

この記事へのトラックバック一覧です: 仕事術2010 23:

« 仕事術2010 22 | トップページ | 教師のチカラ »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30