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2010年2月 9日 (火)

仕事術2010 17

【司会の時は、ポストイットに意見を書いて並べ、重要度を判断しながら進める。】

 研究会での司会の時はポストイットに意見を書く。それを配置して整理しながら重要度を決めていく。

 いつの頃からか、研究会での司会や、シンポジウムのコーディネイターを行うようになった。
 次から次に出てくる意見を聞きながらまとめていくのは難しい。新しい意見が出ると、前の意見が分からなくなってしまうからだ。
 かといって、記録者のように、意見を詳細に記録していくことはできない。司会者には、意見を聞きながら、その後の展開をどのようにするのかを考えなくてはならないからだ。つまり、意見を聞きながらも、その場その場での対応を迫られることになるのである。
 そこで、現在は、ポストイットに意見を書くようにしている。しかも、キーワードだけだ。ほとんどの、研究会では、はじめは質疑応答という形でスタートする。いきなり意見を出し合うことは少ない。そこで、質問の中からキーワードだけを書いていく。たとえば、「今日の学習課題なのですが、一部の子どもたちの課題をそのまま全体の課題としていたようです。だから、他の子どもたちの意識が高まっていなかったような気がします。授業者の先生のご意見をおたずねしたいです。」という質問が出たとしたら、ポストイットに「全体の課題?」と書く。一つのポストイットには一つだけ記入する。
 そして、それらのポストイットを並べながら、進行を続ける。他の人の質問を聞きながら、重要だなと考えたキーワードは、机上の右上の場所に置いておく。その会の中心となるような本質的な話題になりそうな部分である。この判断は、私の独断で行う。重要度を決めないと、研究会が深まらないからだ。
  質疑応答が終わったら、協議に入る。そして、重要度の高い話題を先に話し合うようにしていく。たとえば、「全体の課題?」と書かれたキーワードを見ながら、「先ほど、本時の課題が子どもたち全体の課題となっていたのか?」という質問がございましたが、まずはそのことについての意見をいただきたいと思います。」という具合に話題をしぼる。話題をしぼると、参観者も答えを考えやすくなる。意見が出ない場合は、言えそうな人を指名することもあれば、授業者に再度意見を尋ねることもある。
 ポストイットではなくノートでもできないことはないが、重要度の判断がノートだと視覚的に難しい。ましてや長い時間の研究会だと、なおさらである。
 「司会は自分の意見を言ってはならない」とは、よく言われることではあるが、研究会の中で、どの話題を中心に据えて議論するかという判断は司会が行うべきだ。その意味では、司会者の「価値観」が最も反映される研究会の方が、参加していて面白い。

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