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2010年5月 1日 (土)

写真と学習 その4

 写真とは何か。

 ここに一枚の水飲み場の写真がある。
 だれが何のために撮影したのかを考えてみると面白い。
Suidou1

 これは、小学校6年生が、国語の学習「みんなで生きる町」の中で、ユニバーサルデザインの一つとして撮影したものである。
 二つの段違いの蛇口によって、大人も子どもも車椅子の人も無理なく水を飲めるようなデザインだと考えたわけである。

Suidou2_2  
そう考えてみると、写真には撮影者によって何らかの意味づけがなされていると考えてよい。
 つまり、写真とは

 撮影者の意味づけによる現実の切り取り

という定義付けをすることが可能だろう。

 だから、学習においては、子どもたちが実際にカメラで撮影をするということそのものに大きな意味がある。撮影者は写真の情報には含まれない周囲の状況を理解しているからである。だから、この蛇口がどのような空間にどのような高さで設置されているのかを述べることができる。撮影された写真の文脈を説明できるのである。

 一方、インターネットや図書の中から探してきた「ユニバーサルデザインの例」をそのままコピーアンドペーストしても、写真に含まれない状況は分からない。なぜ、それがユニバーサルデザインであるのかという説明を自らの言葉で語ることは難しいだろう。

 同じ写真であっても、子どもたちが実際にその場にいって自ら意味づけを行いシャッターを切るという行為がその後の学習の展開に大きな影響を及ぼすのである。(つづく)

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