無料ブログはココログ

« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2010年6月

2010年6月25日 (金)

マッキントッシュを活用した授業講座7月3日(土)

 熊本大学教育学部情報教育研究会の7月例会のお知らせです。
 毎月行っております。
 マッキントッシュそのものの研修というよりは、マッキントッシュの優れたメディア制作ソフトを活用しながら、メディアを活用した授業の研究を行っていく会です。
 午後は、オプション研究会として、電子黒板の活用研究を行います。
 熊本の先生はもちろん、鹿児島、大分、宮崎、福岡の先生方も来られます。
 どなたでも参加できます。無料です。
Mact100703

熊本大学教育学部情報教育研究会+D-project

マッキントッシュを活用した授業講座

今回のテーマ

【ガイドブックやリーフレットを体験的に学ぶ】

日付:2010年7月3日(土)
場所:熊本大学教育学部附属小学校
           3階コンピュータ室
時間:午前9時〜午前11時50分 
主催:熊本大学教育学部情報教育研究会
           D-project(デジタル表現研究会)
オプション研究会:午後1時〜2時30分
準備物: コンピュータ、デジタルカメラ、USBメモリなど

 学校現場では、ガイドブックやリーフレットなど、写真と文章を組み合わせて作品を作る単元が増えてきました。しかし、授業ではどのようなプロセスで行えばよいのでしょう。課題は多いはずです。
 今回のテーマは「ガイドブック・リーフレット」。KeynoteやPowerPointなどのプレゼンテーションソフトを使ってガイドブックやリーフレットを作り、その学習プロセスを学びます。
内容:
・山口修一の「もっとiPad!」
・情報交換会
・メディア創造ワークショップ
〜ガイドブック・リーフレットをつくる〜
 なお、午後からはオプション研究会として、電子黒板等の情報機器に関する実践研究を行います。

*マッキントッシュをお持ちでない方のためには、こちらで準備しておりますので御連絡下さい。
参加申込み:
 直接またはメールで山口修一まで     yamashu2jp@yahoo.co.jp 

「Mac-T100703.pdf」をダウンロード

2010年6月18日 (金)

6月例会 新聞記事制作ワークショップ その4

 今回は、6月例会を「催し」として取り上げた記事を紹介する。
 まず、一つ目。

Shinbun03
 本例会は、レクチャーありワークショップあり情報交換会ありの流れとなっている。この記事では「情報交換会」の部分のみを焦点化してあり、「楽しさ」を強調してある。「飲み物」「楽しい雰囲気」といった本文と参加者の笑顔の写真が合致している。
 ただ、「催しの記事」ということを考えた場合、必要な情報が不足しているように思える。
 まず読者は、どの程度の人が集まったのだろうと考えるだろう。写真では二人しか見えないからである。
 あらためて実際の新聞記事を読み直すと次のような文章が多い。
○「約700人が汗を流した。」
○「約70人が参加。」
○「6競技に分かれて約290人が練習の成果を競った。」

 数字で示すことができる部分は示した方がよいのであろう。

 また、読者は「参加者は、なぜ楽しいと感じるのか」という理由も知りたくなるだろう。だから、「ワークショップによって制作を行う」「新型情報機器の話題で盛り上がる」といったこの会の特長を加えるとよいのだろう。
 しかし、文章は、きっちりと作られていて分かりやすい。文末表現も適切である。

 もう一つは、次の記事。

Shinbun02

 同じ例会なのに、どこに焦点を当てるかで異なった「催し」に感じる。
 ここでの話題の中心は「iPad」である。そう考えると、写真は適切である。中心人物の背景にも別の参加者がいることによって、「会」であることが分かる。
 「月日」「内容」「場所」「参加人数」といった情報はきちんとおさえられており、新聞記事としてはよくまとめられていると思う。
 欲を言えば、主催者である研究会の情報を知りたいところだ。
 実際の新聞記事では以下のように記述されている。
○「市教委がシリーズで開催しており5回目」
○「県ペンション協会は20日、PRイベントを開催」
○「○○商工会議所青年部は○○を実施する。この事業は〜チームワーク力や企画力など潜在力を引き出す。」

 これらのことは、催しの内容を伝えるのには重要な情報となるはずだ。

 研究会の最中はじっくりと一つ一つの記事を読む時間がなかった。しかし、こうやって自分たちが作成した記事と実際の新聞記事を比較すると発見が多い。
 これもまた、私にとっては、大きな「学び」である。
 モチベーションの高い仲間に支えられてこの会は成立しているとあらためて感じる。参加者にあらためて感謝!!

2010年6月16日 (水)

6月例会 新聞記事制作ワークショップ その3

 今回は二つの作品を紹介する。
 まず、一つ目。
Shinbun06
 なんといっても、写真がいい。本文とぴったり合っているし、本人らしい動きを捉えている。キャプションもいい感じの文章である。
 本文は3つ文章でシンプルにまとめている。「〜した」「〜している」「〜していた」の過去・現在の形を端的につなげている。
 見出しも、すっきりして分かりやすい。(ご本人はすごく恥ずかしいだろうけど・・・。)

 二つ目はこれ。

Shinbun01
 問題は本文のつながりである。
 本文の前半は、「前田氏の体型がスリムになった」という内容。それを「しかし」でつないで「授業できないという本人の悩み→追っかけファンの話題」という文脈となっている。
 趣旨としては、「前田氏が変化」という主題にして、良い変化としての「自転車通勤→スリム化」、悪い変化としての「授業ができないという悩み」というまとめ方にすると、流れはすっきりすると思う。
 しかし、写真を2枚ならべてその変化を視覚的に伝えようとしたところは、良いアイデアだし、ニュースとしては面白いと思う。(本人の思惑は別だろうけど・・・。すごーく恥ずかしいに違いない。(-_-))

 人間はある一面しか伝えられない。ここが人間を記事として扱う場合に気を付けることである。だから、人物そのものを紹介するというよりは、ある出来事とからめてその部分を記事にすること多い。
 新聞では「〜を〜した○○さん」という記事となる。たとえば、「チャリティコンサートを企画した塚本さん」という具合である。そして、チャリティコンサートを企画した背景や趣旨を本人からインタビューするという内容となる。

 こうやって完成した記事を一つ一つ吟味していくと、様々な要素が見えてくる。写真の美しさや本文との関係性。キャプションの重要性。目を引かせるための見出しの工夫など。
 新聞記事は深い。(つづく)


2010年6月15日 (火)

6月例会 新聞記事制作ワークショップ その2

 今回の「新聞記事制作」には、以下の三つの条件をつけた。

1、事実を伝える
  面白くしてもよいけど、基本は「事実」であること。
2、1枚にまとめる
  新聞記事なので1枚にまとめる。
3、見せ方は自由
  あえて文章の量は決めないが、発表のための表示の方法は自由にする。

 まず、作品の一つを紹介させていただく。

Newspaper01

 この記事の長所は、人物にフォーカスしているところ。写真の選択も見事だと思う。
また、見出しも面白い。
 文体に注目してみると、体言止めが多い。

 問題点をあげるとすれば、「ロデム」の意味が分からないところだろう。情報研に参加しているメンバーしか分からない言葉では一般の人々には伝わらない。ここでは、「ロデム」の意味を簡単に説明する一文が必要である。

 感心したことは、この記事がiPadで作られているということだ。画面を4人のメンバーが見ながら、指で直接タッチしながら作っている。他のグループとはかなり異なった光景である。
Hamachan

 教育現場でも、iPadを子どもたちが使っている場面が近い将来に見られるような気がする。(つづく)










2010年6月13日 (日)

6月例会 新聞記事制作ワークショップ その1

 本研究会の6月例会が12日(土)に開催された。
 今回のワークショップのテーマは「新聞記事の制作」である。
 ワークショップの流れを記録しておきたい。
1、説明を聞く
 ここでは、ローカル記事を教材として取り上げた。
 ローカル記事は、話題が身近なものなので子どもたちにも分かりやすい。また、写真がカラーであり、文章も平易で短いのもメリットである。
 紹介されるテーマは、大きく「出来事・催し」「人物」「物・場所」に分けられる。
 今回の参加者は、この研究会そのものを新聞記事にしなくてはならない。
 そこで、三つのサンプルを提示する。作成のためのソフトは、パワーポイントまたはキーノート。プレゼン用のソフトではあるが、ページレイアウトソフトとしても十分使える。
01setsumei

2、取材する
 参加者は、3人のグループで「撮影」「発表」「学び」の三つに役割分担を行う。最後の「学び」とは、活動を通して、「学んだこと」を発表する係である。
 記事にするためには、撮影をしたりインタビューをしたりしながら情報を収集することになる。
02shuzai

3、新聞記事を見直す
 自分たちで新聞記事を書くということになると、普段何気なく読んでいる記事の文章を読み直さなくてはならない。新聞は、何をどのような文体で伝えているのか、文末表現はどうなっているのか、ということを改めて知ることになる。これが大きな「学び」となっていく。
03shinbun

4、コンピュータで制作する
 コンピュータの良さは何度も文章や写真のレイアウト等を修正できるところである。特に文章は、グループみんなで話し合いながらより良いものにブラッシュアップしていかなければならない。全員で画面を共有できるという意味でも、コンピュータで制作することのメリットは大きい。
04seisaku

5、発表する
 完成したものを全員に発表する。プレゼンソフトなので、見せ方は自由。段落事に文章を提示して、発表者は文章を読み上げる。司会者がコメントをつけていく。
05happyou

6、「学び」を発表する。
 グループ内で、一度活動を振り返って、話し合う。その後、自分たちが学んだことを全員に発表する。「学び」とは「何かに気づくことであり、そのことによって自分が変化すること」である。それぞれの「学び」を共有することで、この活動から得たものが「言葉」となって蓄積されていく。
06manabi

7、まとめを聞く
 司会者が、「学び」を短くまとめて過剰書きにして提示。今回の活動全体をまとめていく。
07matome

 参加者のモチベーションが極めて高いので、質の高い活動ができた。企画する側としては、ありがたい。
 ちなみに今回の活動時間は以下のような流れとなる。
(1)説明 20分
(2)自己紹介 15分
(3)iPadの説明25分
(4)休憩+情報交換 15分
(5)新聞記事の取材と制作 70分
(6)発表20分
(7)学び(グループで協議、全体での発表)10分
(8)まとめ5分

 次のブログでは、参加者が作成した新聞記事を掲載させていただく。(つづく)

2010年6月11日 (金)

リーフレットとは何か その3

 他のリーフレットにも共通することは、折り方によってページ数が変わるということである。一般的には、A4の紙を2カ所で折り曲げた6ページ構成の縦長版が多い。1カ所でおりまげた4ページ構成のものもある。
 学習活動としてリーフレット制作を取り上げる場合は、上記の2種類から選ぶことになるだろう。4年生レベルだと、やはり4ページ構成にした方が無理はない。

 問題は、文体とレイアウトである。文体は指導しないと、子どもたちはすぐには書けない。
 たとえば、何も指導をしないと、子どもたちは次のような文章を書いてしまう。

「私は、事務室の鈴木先生に『どんな仕事をしていますか。』とたずねました。鈴木先生は『学校に必要な物や道具をそろえたり、先生方のお給料を計算したりしています。』と答えて下さいました。」

 これでは、生活作文と変わらない。
 ここでは、次のように書けるよう指導するべきである。

「事務室の鈴木先生は、学校に必要な物や道具をそろえたり、先生方のお給料を計算したりしています。」

 このような「何かを説明するための文章」に、子どもたちは書き慣れていないのである。
 簡単そうで、案外と難しい問題である。(つづく)

2010年6月 9日 (水)

リーフレットとは何か その2

 学校案内のリーフレットにはどんな情報が記されているのか。
 私立の中学高校の学校案内は、その学校の特長をアピールする必要がある。ここでは、ある私立中学校のリーフレットを例に出して、内容を見てみよう。
 リーフレットは、2箇所で折り曲げられており、表裏の6ページ構成になっている。

1ページ目:表紙
2ページ目:学校長挨拶、教育課程
3ページ目:生徒の一日、部活動
4ページ目:年間行事
5ページ目:国際交流の取組
6ページ目:裏表紙(地図と交通アクセス)

 全体の構成を考えることは、リーフレットに含めるべき情報を考えることになる。その情報を知らせるためには、どのように取材をするべきかということにつながる。(つづく)

2010年6月 8日 (火)

リーフレットとは何か その1

 小学校学習指導要領解説国語編(2008)には、中・高学年の「B書くこと」(2)内容①指導事項において、その課題設定や取材に関する指導事項として「リーフレットやパンフレット」を挙げている。
 新しい教科書でも、それらのものを制作する単元が増えてくるだろう。

 そもそも「リーフレット」とは何なのだろう。

 Freshペディア及びウィキペディアでは次のように説明してある。

*****************

 リーフレット(leaflet)は宣伝広告、案内や説明などのために、一枚の紙に刷られた印刷物を指す。リーフレットが一枚物の印刷物を指すのに対し、パンフレット(pamphlet)は複数ページに及び、且つ簡易的に綴じられた小冊子を指す。印刷物としての形態の違いによるもので、宣伝や案内などを目的とする用途は同じ。

 フライヤー(flier・flyer)は、主に宣伝広告や告知を目的としたちらしやビラのことを指すリーフレットの一種だが、配布する手段や目的などの違いで呼び名の使い分けが見られる。A4サイズ以下の小さなものが多い。

*****************

 チラシよりも高級だが、パンフレットよりも簡便なものとして捉えてよいのだろう。公民館などの公共施設に行けば、かなりの量のリーフレットを手に入れることができる。(つづく)

 

2010年6月 1日 (火)

写真と学習 その12

 パンフレットやリーフレットを作ってみると,空白に,ついつい写真や文字を入れたくなってくる。たとえば以下のようなものだ。

Space1

 無駄がないように,ぎっしりと写真や文字がつめてあると,かえって読みたくなくなるものである。むしろ,余白がある方が目を引きやすい。
 たとえば以下のようなものである。

Space2

 余白があった方が,ゆったりとして気持ちよく感じる。
 このようなホワイトスペースを作るところが,レイアウトの基本なのかもしれない。

 考えてみれば,ちょっと上品な感じのするお店は,何も置いていないスペースが広い。逆に,物がぎっしりと置かれている店は,どこか安っぽい感じがする。






« 2010年5月 | トップページ | 2010年7月 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31