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2010年11月11日 (木)

教科教育とICT活用 1

 「ICTを活用した授業」というものを見る機会がある。たしかに、ICTを使ってはいるが、授業のねらいに沿っているかどうかは疑わしいものもある。

 その後の授業研究会。教育界には、何となく「ちょっとだけICTのデメリットをおさえておくと共感を得られる」という雰囲気があって、授業者も助言者もそのような発言を述べることが多い。たとえば、「デジタルだけではなくアナログも必要なのです」とか「ICTは道具なのであり、使い方を誤ると逆効果になります」といったものである。聞いている方は、何となく頷いてしまうのだが、正直言うと、聞き飽きた感がある。
 このような言葉が飛び交うときは、まだましなほうで、たまに「ICTを使った方がよい」とか「ICTを使わない方がよい」というような言葉が出ることもある。この場合は、「ICTそのものの批判」なのか「ICTの使い方の批判」なのかがごちゃ混ぜになっている。
 そもそもICTは技術にしかすぎないのだから、使い方次第なのは当然のことだ。もう、そろそろこのような「当たり前の批判」からは抜け出したいと考える。

 授業研究会である以上は、授業そのものが検討される。教科の本質論から批判すれば次のような場合が考えられるだろう。

(1)ICTの使い方もよくて、授業もよい。
(2)ICTの使い方はよいのだが、授業としてはよくない。
(3)ICTの使い方はよくないが、授業としてはよい。
(4)ICTの使い方もよくないし、授業としてもよくない。

 問題は、「授業がよい」と判断される要因がICTの使い方にあったかどうかということだ。(つづく)

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