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2010年11月12日 (金)

教科教育とICT活用 2

 授業には流れがある。ストーリーや文脈という言い方にしてもよい。したがって、授業でICTを活用している部分だけを根拠にして授業全体を批評することはできない。
 映画の一場面だけを理由にして、映画全体の評価ができないのと同じである。しかし、その逆は可能である。映画全体の出来はよくないが、「あの場面」は実に美しかったという評価は可能である。
 授業においても、「本時のねらいは十分に達成できたとは言えないが、実物投影機で子どもたちのノートを提示させたのは効果的だった」という言い方はできるだろう。
 前回の「(2)ICTの使い方はよいのだが、授業としてはよくない。」という批判がこれにあたる。
 そう考えると、「(3)ICTの使い方はよくないが、授業としてはよい。」という批判もできる。映画にたとえると、「あの場面の役者の演技は最低だったが、映画全体の出来としてはよい。」という言い方ができるのと同様である。
 (2)と(3)は、授業の文脈がICTの活用に大きく依存していない場合となるだろう。
 (1)と(4)は大きく二つに分けられる。(つづく)

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