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2010年11月 2日 (火)

電子黒板と授業 3

 同じ教材でも、まず「何だろう型」で提示し、学習者の興味・関心を高めて、それから言葉で説明するという「なるほど型」提示にすると、学習者の納得度を高めることができる。
 たとえば、まずピカソの「ゲルニカ」を提示して、「何が見えますか?」「どんな音が聞こえてきそうですか?」と問いかけて学習者に考えさせた後に、「ゲルニカ」の意味を伝えるのである。
Gerunika

 しかし、これは授業者が提示する教材の意味を熟知しておくことが条件となる。また、教材の条件として、情報の一つ一つの意味を読み取ることで、全体の持つ意味をつなげていくことができるという「文脈」をもつものでなければならない。
 これは、授業の根幹に関わる部分である。国語科でも社会科でも同様だ。教材が一見何だか分からないようなものほど、授業では面白い教材となりうる。

 面白いデジタル教材が一見どんな使い方をするのか分からないものが多いのはそのためである。逆に分かりすぎるデジタル教材は、授業としては面白くない。だから、ある教師にとっては非常に使いやすいデジタル教材であっても、それが他の教師にすぐに使えるようになるかといえば必ずしもそうではないのである。(つづく)

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コメント

久しぶりにブログを見ました。たくさん更新されていたので、とても嬉しく思いました。特に、書籍の紹介を嬉しく思いました。まだ、読んでいない本は、早速購入しました。また、電子黒板の活用についても、「なるほど」型と「なんだろう」型と分類していただいて、すっきりと頭が整理されたような気がしました。これからも、いろいろと学ばせてください。

上妻先生、コメントありがとうございます。なんだか文章を書いていないと、頭が劣化していくような気がしていて、とりあえず考えたことを文章にしてます。こうやって、コメントをいただけると大変ありがたく思います。

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