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2011年1月

2011年1月31日 (月)

アナログメモ 2

 きっかけは、以下の二つの本。

Jouhoudokusho

(1) 奥野宣之著「情報は一冊のノートにまとめなさい」(Nanaブックス)1300円
 とにかく何でもかんでも一冊の100円ノートに記録しておこうという本。
 この本のおかげで情報の紛失がなくなった。また、領収書や書類などもどんどん貼り付けていくことで、記録することが可能となった。
 約一ヶ月で1冊のノートを使っていくことになっていく。

(2) 奥野宣之著「読書は一冊のノートにまとめなさい」(Nanaブックス)1300円
 読書の記録も一冊の100円ノートに記録しておこうという本。
 本の中からポイントになる部分をノートに記録する。そのためには再度、本を読み返すことにもなり、頭の中にインストールされることになる。
 これもやってみたら、案外と良かった。ただし、読んだ本を全て書いておくことは私には不可能なので、良かった本だけにしている

 アナログで記録すると、情報の俯瞰ができることが大きなメリットだ。
 この方法でしばらくやっていったが、自分なりに改良することになっていく。(つづく)

2011年1月30日 (日)

アナログメモ 1

 最近、気に入って使っているのが100円ノート。
 A6サイズなので、スーツのポケットにも入る。何でも書き込めるので、極めて便利だ。
 だから、テーマを決めて思いついたことをどんどん書き込む。
Analog_memo

 以前はパソコンでもやったことがあったが、どうも自分には合わなかった。
 思いついたことを一覧にするのには、紙のノートの方が私には向く。(つづく)

2011年1月29日 (土)

国語とメディアを追究する冬季セミナー

 

国語と情報教育研究プロジェクトの冬のセミナーに参加した。

 朝から夕方まで「デジタル教科書」一色の内容であり、充実していた。

 国語科デジタル教科書は、さらに進化している。教科書横スクロールができたり、マーカーが文字の後ろに塗られるようになって文字が見やすくなったりしている。

 こうしたデジタル教科書には、教科書以外の動画コンテンツが含まれていて、楽しく学習ができるようになっている。そのような工夫は十分みとめつつも、私が最も注目していることは、以下のことだ。

 デジタル教科書は、テキストの分割・編集・強調が自由にできる。

 たとえば、「『鳥獣戯画』を読む」の教材から「鳥獣戯画」だけを取り出して見せたり、「ありの行列」の説明文の文章を自由に並べさせたり、といったことが、スクリーン上で簡単にできることだ。
 だから、子どもたちはスクリーンという思考を共有できる場において、自分の考えを述べることができる。「鳥獣戯画を見て、兎が楽しそうだと思いました。なぜならば、この兎の目が笑っているように見えるからです。」といった「根拠となる部分」を視覚に訴えて主張することができる。そのような意見のやりとりの中で、他の子どもたちは「なるほど、そういう見方もできるんだ」「私は、そうは思わなくて、こう思う」といった考え方ができるようになる。これが「相互作用」であり、子どもたちが意見を交わす中で思考は深まっていく。

 本文を拡大提示できれば、たしかに分かりやすくはなるが、それだけでは授業にならない。いかに子どもたちを考えざるを得ない状況にもっていくかが重要だ。

2011年1月28日 (金)

国語科デジタル教科書の研修はどうあるべきか 3

【深める研修】

 国語科は、テキスト(text)の読解と生成の過程において、学習者の思考力を高めていく教科であると言えよう。

 国語科デジタル教科書の特性として、テキストを構成する情報がデジタルであるが故に、それらを容易に分割できる点が挙げられる。したがって、授業者がテキストの一部を取り出して焦点化し、学習者に思考させることができる。本文中のグラフのみを提示して、そこから読み取れることを言語化していくといった学習活動である。学習者は、それぞれのテキストだけを読むことになり、テキストの関係性に注目することができるようになる。

 教師側の学習者としての経験が必要になってくるので、以下のような活動を含むワークショップが効果的である。

 ⑴ 参加者が教材そのものを分析する
 ⑵ 参加者が学習者としての思考を経験する
 ⑶ 参加者が授業者としての「授業方略」を理解する

 たとえば、平成23年度版教科書に「ものの見方を広げよう〜『鳥獣戯画』を読む〜」(光村図書出版6年)という単元がある。「『鳥獣戯画』を見る」のではなく「読む」という題である。これはまさに「絵画」という非言語テキストから読み取ったことを基に話したり聞いたりする学習となる。しかし、はじめから、絵画を批評した本文を読んでしまうと、その作者の見方でしか絵画を読めないことになってしまう。そこで、絵画のみを拡大投影して次のような活動を仕組む。

 ⑴ 絵画作品を見た第一印象を話し合う。
 ⑵ なぜ、そのように感じたのかを絵画の中から根拠を見つけていく。
 ⑶ その意見の中から「絵画を読む観点」を整理していく。
 ⑷ 教科書本文を読んで、作者の「絵画を読む観点」を見つける。
 ⑸ 別の絵画作品について、自分の「絵画を読む観点」で文章に表して交流する。

 この活動によって、学習者同士が思考し解釈を交わすことになり相互作用が生じることになる。授業者が「絵画を読む観点」をあらかじめ指導するのではなく、学習者同士の対話の中から、それを表出させていくような活動にしていくわけである。
「深める研修」においては、参加者が学習者としての体験を通して、思考力を高めるための「授業方略」を学ぶことが重要な目的となる。

 デジタル教科書に限らず、教室へのICT導入が進めば進むほど、授業の質が問われるようになる。導入されても効果が上がらなければ意味がない。国語科教育研究で蓄積された方法論をデジタル教科書活用研修の中に取り入れていくことが、今後の課題になっていくはずである。

2011年1月27日 (木)

国語科デジタル教科書の研修はどうあるべきか 2

【広げる研修】

 国語科デジタル教科書は、大きく二つのコンテンツに分けられる。
 一つは、教科書の紙面をそのままデジタル化したコンテンツであり、本文や挿絵・写真を拡大したり、傍線を引いて強調したりすることができる。活用するためには、発問の工夫をしたり学習者の意見を本文中に記入したりするといった指導の手立てが問われることになる。
 もう一つは、教科書には含まれないコンテンツである。たとえば、新出漢字の筆順アニメーション、動画、クイズ、参考情報などである。それ単体でも情報を伝えることはできるが、どの場面で使うべきかという活用場面の文脈が問われることになる。
 いずれも、教師側の活用アイデアが必要なので、以下のような活動を含むワークショップが効果的である。

⑴ 参加者がデジタル教科書に含まれるコンテンツを吟味する。

⑵ 参加者同士がコンテンツの活用アイデアを話し合い共有する。

⑶ 参加者がコンテンツを活用する場面を見せ合い、授業イメージを共有する。

 このような活動を組み込むためには、同学年集団による教師の話し合いによって、授業アイデアを共有する場が効果的だ。また、構成メンバーも経験年数が異なったグループの方が互いに教え合うことができて授業アイデアを広げやすい。
「広げる研修」においては、参加者が教師としてのアイデアを共有することで、デジタル教科書を使うと今までとは違った授業ができそうだと感じることが重要な目的となる。

2011年1月26日 (水)

国語科デジタル教科書の研修はどうあるべきか 1

【国語力を高める活用になっているか

 デジタル教科書の登場によって、教科書本文やデジタルコンテンツを教室前面に提示できるようになった。そのことによって、日常の国語の授業は、より分かりやすく、より楽しいものになるだろう。そのために、各教育現場では、教師にデジタル教科書の活用を促すための「広げる研修」が必要となっている。

 だが、その活用方法は、国語科学習の本質に迫るものになっているのだろうか。たしかに、研究授業などでデジタル教科書を使った授業が公開される機会は多くなってきている。しかし、その後の授業研究会では、デジタル教科書そのものが話題になることは少なく、公開された授業が国語科学習として成立していたのかが議論の中心となる。

 デジタル教科書でいかに分かりやすく楽しい教材の提示が行われたとしても、学習者の国語力を高める授業になっていなければ「デジタル教科書の効果的な活用」とは言えないだろう。したがって、「広げる研修」だけではなく、国語力を高めるための「深める研修」もまた必要になってくるはずである。(つづく)

2011年1月25日 (火)

D-project主催プレゼンテーション講座

 平成23年1月22日(土)に、D-project主催「プレゼンテーション講座」を開催した。
 場所は熊本大学くすのき会館。これは、本会も主催となっている。
 休日にもかかわらず参加者は35名。遠くは、鹿児島、宮崎、横浜からも参加があった。

 午前中は、岩崎有朋先生(鳥取県研修センター)による「プレゼンテーションワークショップ」。おだやかで自然な語り口と洗練されたスライドの数々に圧倒された。プレゼンテーションの極意を学ぶことができた。
110122gozen

 午後は、総勢17名によるプレゼンテーション大会。一人10分間のプレゼンテーションを行い、それを本会の塚本会長と岩崎先生がコメントして審査する。
 半年間、「presentation-zen」で学んだメンバーだけにレベルが極めて高いものとなった。明らかに昨年度のプレゼンテーションから進化している。
110122gogo_2

 このような会で常々感じるのは、「行動」の大切さだ。
 今回プレゼンテーションをして下さった方々には私から声をかけて快諾してもらった。しかし、彼らがこのプレゼンテーション大会のために費やした時間と手間は甚大ものであったはずだ。構想を考えたり練習したりしないと、優れたプレゼンテーションはできない。
 だから、苦労した分だけ「進化」したのだ。

 講座に参加しただけで学んだ気分になってはいけない。自分で「行動」しないと、知らず知らずのうちに「退化」していく。

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