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2011年2月 8日 (火)

校務用コンピュータと教育用コンピュータ 1

 学校の情報化が進む中で、教員一人に一台のコンピュータを配布する自治体が増えている。

 学校で使われるコンピュータは

 校務用コンピュータと教育用コンピュータ

 の二つに分けられる。
 文部科学省は、この二つを次の言葉で明確に区別している。

「教員の校務用コンピュータ」
 「教育用コンピュータ以外の、主として教員が校務に使用するコンピュータのことを表す。」

 (文部科学省:学校における教育の情報化の実態等に関する調査-用語の解説)

 ここでいう、校務とは文書作成や計算といった「授業時間以外の業務」のことを指すものであろう。したがって、運動会や卒業式といった行事の計画案や、児童・生徒の成績処理、授業時数計算等に使用されるコンピュータを「校務用コンピュータ」とよぶものと考えられる。

 一方、教育用コンピュータとは、「教育活動の最中に使用されるコンピュータ」ということになる。コンピュータ室で使用される児童用コンピュータや、電子黒板やプロジェクターなどに接続される教具としてのコンピュータを指すものであろう。

 校務用コンピュータにおいては、児童・生徒の個人情報を取り扱うこともあるので、その取り扱いには十分気を付けなければならない。教師の個人所有のUSBメモリや個人所有のコンピュータにそのデータを入れることは避けなければならない。デジタルデータの場合、いったん流出してしまってはその回収は不可能に近いからである。したがって、校務用コンピュータにおいては、公的なコンピュータを使用する必要がある。自治体が、教員一人に一台のコンピュータを導入するのはそのためである。

 問題は、校務用コンピュータと教育用コンピュータが区別されていないところにある。〈続く)

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