熊大情報研 来年度の取組3
今回は、マンダラートを使って、考えを書いてもらうことにした。
マンダラート(今泉浩晃氏が発案したアイディア製造術)そのものは特に新しいものではないが、自分自身の経験から「書いて考える」ということは、極めて効果的であると思うからである。
9つのマスに区切った正方形を二つならべた紙を印刷した。
シートは「南の爪/「超」整理手帳、自作リフィル/続々編」からダウンロードさせていただいた。(このサイトはすばらしい。)
まず、真ん中に「よかった取り組み」と書いてもらって、まわりの8つに思いついたものを書いてもらう。この「8つ」というのが微妙な数だ。5つか6つまでは思いつくのだが、残りの2、3個がなかなか思いつかない。そこで、なんとかひねり出してみる。実際問題として、全員の分の紙を比較してみると、このひねり出してみたものが面白かったりする。
その後、3分以内で個別に発表。
その後は、「情報研」の強みについても同様に書いてもらった。
口頭での意見交換だけだと、どうしても発言力・説得力のある人の意見に流されてしまうのだが、紙に書いてもらって、後で見直してみると案外と全体的な傾向や少数意見の中に面白いものが見えてきたりする。(つづく)
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マンダラートのリフィルを作成した”しのご”と申します。「このサイトはすばらしい」との評価をありがとうございます。
マンダラートを使った取り組みをする場合、やはりノートに書いておいた方がいいと考えました。ならば、マンダラート定規のようなものがあれば、より効果的だと思いました。
A5ノート用のマンダラート定規ですが、作ってみました。参考になりますか?
http://sango.edisc.jp/index.php?%C6%EE%A4%CE%C4%DE%2F%A5%DE%A5%F3%A5%C0%A5%E9%A1%BC%A5%C8%CD%D1%C4%EA%B5%AC
投稿: しのご | 2013年5月12日 (日) 10時38分
しのごさん,コメントありがとうございました。マンダラート定規,おもしろいです!
投稿: 情報教育研究会 | 2013年5月13日 (月) 05時22分