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2011年5月24日 (火)

研究主任だったら何をするか 15

【検証の仕方を検討する】

 「○○の工夫をすれば、子どもの学びが深まるだろう。」といった仮説の場合、検証ができない。
 要は「工夫」の中身の問題なのだ。だから、工夫を具体化・焦点化しないとならない。

 しかし、そうだとしても問題は残る。学校の研究の場合、全職員が取り組むことになるからである。1年間を通してずっと「工夫」し続けることができるのであればよいが、年に一度の研究授業のみ「工夫」することになりがちだ。だから、一学期の実態調査と二学期の実態調査に大きな変化が起こることは少ない。
 そう考えると、次のように検証方法を二つに分けた方がよいのではないだろうか。
(1)年間を通して取り組みが継続可能なもの
 たとえば、授業開始の反復練習や、授業最後の自己評価カードなどのように、どの単元でもどの学年でも取組が可能なものは、その変容を測ることは可能だろう。この場合、全職員が年間を通して取り組むことが必須の条件となる。
(2)一単元レベルでの取り組みが可能なもの
 たとえば、プロジェクト型の協同学習といった、全単元を通して実施することは不可能であるが、一単元レベルであれば取り組みが可能なものは、その単元内において変容を測ることは可能だろう。この場合は、全職員が必ずその学習スタイルで実施した単元の記録をとることが必須となる。
 いずれにしても、どのように仮説を検証するのか、研究主任は、年度当初に考えておかなければならない。

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