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2011年5月 7日 (土)

研究主任だったら何をするか 10

【情報活用能力の評価 2】
 向後千春氏の5つの学習成果の分類枠は、情報活用能力を評価するのに役立つ指標となるはずである。
 参考:「情報活用能力の評価」
 言葉が難しいので、このままでは通常の学校現場では受け入れにくいので、平成22年に文科省から通知された指導要録の4つの観点に沿ってシンプルに整理することにした。
 参考:児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について

1、運動技能(技能)
 情報機器を活用するための技能(タイピングなど)

2、言語情報(知識・理解)
 情報手段やネットワークなどの仕組みや特性の理解

3、知的技能(思考・判断・表現)
 (1)問題に応じた情報を収集する力
 (2)情報を読み取り整理する力
 (3)表現しコミュニケーションする力

4、認知的方略(思考・判断・表現)
 学び方の学び

5、態度(関心・意欲・態度)
 学習への参加と情報社会に参画する態度

 以上のことを踏まえて、国語科の教科書単元を見直してみると、様々な学習における到達目標が見えてくるはずである。
 たとえば、3年生の単元「気になる記号」においては、「3知的技能」が大きく関わってくる単元になる。それを具体的な目標のレベルに直してみる。たとえば、以下のような形になる。
 (1)自分の問題を設定し身の回りにある記号を集めることができる。
 (2)集めた記号を、比べたりまとめたりして整理することができる。
 (3)形式に沿った文書にし発表し合い感想を伝え合うことができる。
 3年生の単元「ローマ字」「コンピュータのローマ字入力」は、「1運動技能」が関わるので、次のような到達目標が考えられる。
 ・ローマ字の表記の仕方を覚え、正しい指使いでタイピングができる。
 5年生の単元「インターネットを使って調べる」「ゆるやかにつながるインターネット」は、「2言語情報」が大きく関わるので、次のような到達目標が考えられる。
 ・インターネットの仕組みや特性を理解することができる。

 このような作業を研究主任が一人で行うのではなく、時間をとって教師が集まり、全員で到達目標を書き出していく作業が重要になる。なぜならば、そのことによって、学年を貫いた情報活用能力の全体像が共有できるからである。(つづく)

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