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2011年10月 4日 (火)

学校の研究はなぜ実践報告になってしまうのか 11

【評定尺度法】
 よくあるアンケート調査などで次のようなものがある。

 設問:「あなたは国語の授業が好きですか。」
 選択肢:「4:大変好き、3:好き、2:あまり好きではない、1:嫌い」

 これは、子どもたちの情意面の調査などで使われる方法で、評定尺度法とよばれる。
 集計の際に、これが得点化されて数値データとなる。
 このような場合、「順序尺度」と考えればよいのだろうか、「間隔尺度」と考えればよいだろうのか。
 数値の間は必ずしも等間隔ではないので「順序尺度」となるのだが、実際には「間隔尺度」と考えて数値化した方が便利だ。
 田中敏氏は言う。
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 正当さを期すれば、評定尺度得点は順位尺度で止めておくのが無難であろう。しかしながら、実際の実験・調査研究にはおいては、評定尺度得点を間隔尺度とみなして処理する例が多い。
 (中略)
 けっきょく、評定尺度得点を間隔尺度と「みなす」か順位尺度に「おとす」かは、研究者の考え方しだいである。判定の適否は結果論にならざるをえない。
                  (前掲書)
*******************************************
(つづく)

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