無料ブログはココログ

« 学校の研究はなぜ実践報告になってしまうのか 8 | トップページ | 学校の研究はなぜ実践報告になってしまうのか 10 »

2011年10月 2日 (日)

学校の研究はなぜ実践報告になってしまうのか 9

【尺度】
 研究の成果をデータで示すことは案外と難しい。研究発表会で子どもたちの姿を見せることは可能だが,客観的なデータで示すとなると,統計学の基礎的な知識が必要になる。そこで,復習を兼ねて,今まで学んだことを簡単にまとめてみることにしたい。
 まずは,データの値について。数値データを扱う場合,その値の性質によって処理方法が異なる。一般的には以下の4つのデータの尺度がある。

(1)名義尺度
 数値ではなく性質や属性をあらわす。たとえば,男子を0,女子を1と表したり,賛成を0,反対を1と表すような場合である。記号としての意味しかない。

(2)順序尺度
 必ずしも,数値の間が等間隔ではない尺度。たとえば,競技の1位,2位,3位といった順位。1位と2位が大きく離れていて,2位と3位がほぼ同着だったとしても,1,2,3という数値をとる。

(3)間隔尺度 
 数値の間が等間隔である尺度。たとえば温度。摂氏10度から20度までと摂氏20度から30度までは同じ間隔になる。

(4)比率尺度
 間隔尺度に加えて0を基点とすることができる尺度。たとえば長さ。0cmは長さがないことを表す。時間や重さ,速度なども同様である。

(参考文献:田中敏・山際勇一郎著「ユーザーのための教育・心理統計と実験計画法」(教育出版)

« 学校の研究はなぜ実践報告になってしまうのか 8 | トップページ | 学校の研究はなぜ実践報告になってしまうのか 10 »

教育観・研究観」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130877/52890599

この記事へのトラックバック一覧です: 学校の研究はなぜ実践報告になってしまうのか 9:

« 学校の研究はなぜ実践報告になってしまうのか 8 | トップページ | 学校の研究はなぜ実践報告になってしまうのか 10 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30