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2011年12月28日 (水)

「情報教育」は行われているのか?その6

【情報教育を推進するために】

 今まで問題点を述べてきた。
 そこで、改善策を述べたい。

(1)基礎的な技能の習得の単元を確定する
 学習指導要領ではタイピングは基礎的な技能として位置付けられている。当然のことだが、3年生の段階でローマ字を学習する際に、タイピングの指導もしなければならない。学校として必達項目の一つとして計画するべきだ。
 しかも「○年生の○○の単元で、タイピングの指導を行う。」というところまで決めておかないと、学級によって差が出てしまうことになる。同様に、インターネットによる検索の方法やデジタルカメラの使い方なども単元の中に位置付けておく必要がある。
 単元を確定しておくことが極めて重要だ。

(2)図書資料の冊数を確保する。
 情報担当者は、コンピュータの管理ばかりではなく、司書教員と相談しながら、どの単元でどのような図書が必要になるのかを把握しておく。図書主任は、学級全体での調べ活動に使えるような冊数を確保しておく。たとえば、農業について調べる単元では、農業についての本が4、5種類あっても実際には使えない。調べ学習に適した本を厳選して、同じ本を数冊準備することも考えられるだろう。
 たとえば、32人の学級において1グループ4人の編成をしたら8グループができる。一つのグループに最低2冊の図書が必要だと考えると、単純に16冊の図書資料が必要になるはずだ。厳選した4種類の本を4冊ずつ購入することも考えられるし、8種類の本を2冊ずつ購入することも考えられる。いずれにしても、調べる学習を想定した冊数が必要である。

(3)情報機器の環境を整える。
 学校によっても状況は異なるのだが、図書室とコンピュータ室が離れている場合は同時に使うことが困難になる。むしろ、ノートパソコンをグループの数だけ図書室に持ってきた方が効率的であろう。
 また、一次情報の収集のためのデジタルカメラなどもグループの数だけ必要になってくる。そう考えると、学校でそろえる情報機器は、パソコンではなく、むしろiPad2のようなタブレット型情報端末の方が都合がいいのではないだろうか。なぜならば、iPad2ではインターネット検索はもちろん、デジタルカメラとしてもビデオカメラとしてもICレコーダーとしても使える。
 タブレット型情報端末は、電子教科書的な使い方が注目されがちなのだが、むしろ複合型情報機器として考えた方が現実的だ。
(つづく)

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