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2012年2月28日 (火)

教師のための思考術 2

 この「そもそも、それって何だろう?」と考えてみる思考術は、あらゆることに使える。
 どんな小さなことでも「そもそも」で考えてみる。

 たとえば、国語科の授業研究をすることになったとしよう。
 そこで、そもそも「国語って何だろう」「どんな力をつける教科なのだろう」と考えてみる。
 ちなみに、国語科教育の研究校の先生方に「国語の力ってどんな力ですか?」と問うてみて、明確に回答をもらったことは一度もなかった。たいていは「言葉の力」「伝え合う力」といったものしか返ってこないことが多い。

 小学校学指導要領の国語科の目標を以下に示す。

 

国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し,伝え合う力を高めるとともに,

 

思考力や想像力及び言語感覚を養い,国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。

                          (小学校学習指導要領国語科)

 

 面白いのは、「思考力」「想像力」ということを明記してあることだ。

 思考力や想像力とは,言語を手掛かりとしながら論理的に思考する力や豊かに想像する力である。(同解説編)

 こんなことを一つ一つ確かめながら、授業研究をやってみると面白い。教科書の単元がそれぞれに密接に「目標」と関連していることが分かる。授業で子どもに身に付けさせたい力が明確になってくる。

 このように、「そもそも」で考えてみることは、物事の本質を知る上で重要なことだ。
 だから、次のようなことも考えなくてはならないし、自分なりの定義を行うべきだ。
 ○「研究とは、そもそも何をすることか。
 ○「学ぶ」とは、そもそも何をすることか。「学習」とはどこが違うのか。
 ○「学び合い」とは、そもそも何なのか。「教え合い」とはどこが違うのか。
(つづく)

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