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2012年3月 1日 (木)

教師のための思考術 4

 「学ぶ」とはどんなことなのだろう。
 「学習」とはどう違うのだろう。
 それぞれどのような使われ方をしているか考えてみる。

 ・「あの人の生き方から学ぶ」とか「失敗から学ぶ」といった言い方はするが、「あの人の生き方から学習する」とか「失敗から学習する」といった言い方はしない。

 ・「計算の学習」とか「漢字の学習」といった言い方はするが、「計算の学び」とか「漢字の学び」といった言い方はしない。

といったことをあれこれ考えながら、書籍やインターネットなどで人の定義なども調べてみる。
 どうも、「学ぶ」の根底にあるのは「気付く(aware)」ことであり、「学習」の根底にあるものは「身に付ける(learn)」ことであるようだ。だから、辞書でも「学習」を「まなびおさめること」と記してあるのだろう。
 そう考えると、学ぶは極めて能動的な行為だ。「学習」では「学習の内容」が先にある。「計算」も「漢字」も「身に付けるもの」として先に決まっているのである。それに対して、「学ぶ」では「学ぶ内容」は学び手の内側にできあがる。だから、同じ失敗であっても、様々なことを学ぶ人もいれば、そうでない人もいる。

 しかし、「学ぶ」ことが「気付く」だけでは弱い気がする。自分に変化が起きなければ「学ぶ」とは言えないだろう。失敗からその原因に気付くことができても、同じ失敗を繰り返していては学んだことにはならないはずだ。

 そこで「学ぶ」を以下のように定義してみる。

 【学ぶ】何かに気付き変わること

 かなりすっきりしてきた。(つづく)

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