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2012年5月 3日 (木)

教師のための思考術 30

【カテゴリー2 異質な人々と相互に関わり合う能力】

 このコンピンテンシーも三つに分類される。

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コンピテンシー2A:他人といい関係を作る能力
 このコンピテンシーが仮定しているのは、人が自分がよいと感じる環境を創り出すためには他の人の価値観、信念、文化や歴史を尊敬し評価できるだけなく、それらを取り入れて成長するということである。

コンピテンシー2B:協力する能力
 協力に必要なのは、個々人が一定の資質をもつことである。その個々人に求められるのは、自分自身の優先順序の中でグループの目標とグループへの関わりとを調整できることであり、リーダーシップを分け合い他者を支援することができなければならない。

コンピテンシー2C:争いを処理し、解決する能力
 建設的な方法で争いに取り組む鍵は、争いを否定しようとするよりも、何かを行うための一つのプロセスとして争いを認識することである。そのために必要とされるのは、他方のニーズと利害を考慮しながら両方が利益を得られるような解決策の工夫である。

「キー・コンピテンシーの定義と選択【概要】」(ドミニク・S・ライチェン ローラ・H・サルガニク編著 立田慶裕監訳「キー・コンピテンシー」(明石書店)より)
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 このような力がつけられる環境に自分自身を置いてみることが重要だと思う。たとえば、他人の仕事にも積極的に知恵を出して一緒に考えてみたり、他人の考え方を尊重してそこから学んだりすることだ。 そのためには、可能な限りコミュニケーションをとることが必要になる。直接的なコミュニケーションだけではなくネットワーク上のコミュニケーションも活用するべきだろう。
 そのように行動しようすると、「それは自分の仕事じゃないから」と妙に遠慮したり、「あんなやり方じゃダメだ」と他人を批判したりすることもなくなる。むしろ、積極的に他人にお願いしたり、他人の要請に対して協力したりするようになる。なんといっても、協力し合える仲間の存在そのものに感謝できるはずだ。(つづく)

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