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2012年5月 7日 (月)

教師のための思考術 33

【研究のための思考術 1】

 学校の研究というのは、ある意味で形式化しているのではないだろうか。
 まず、研究主任は「研究テーマ」を提案する。「思考・判断・表現力の育成」とか「たしかな学力」といったものである。場合によっては、サブテーマをもうけているところもある。「〜言語活動を通して〜」とか「〜国語科を中心に〜」といったものだ。
 その後に、「研究の仮説」と言われるものを設定するだろう。たとえば、「豊かな言語活動の場を工夫することによって、子どもたちの思考・判断・表現の力が育つのではないか。」といったものだ。(「研究の仮説」については、言いたいこともあるがここでは深入りしない。)
 そして、「研究の構想図」と言われるものがくるだろう。たとえば、下の方に配置された「子どもたちの実態」が、「言語活動の工夫」といった横の方からの方略によって、子どもたちがスパイラルに向上していき、「目指す子ども像」に近づくといったものである。
 そこで、それぞれの教師の出番になる。通常は、年に一回は研究テーマに沿った研究授業を行うことになる。各教師は、「仮説に沿うために、言語活動を取り入れなくては・・・」と思ってしまうので、研究授業の中で小グループによる話し合いの場を増やしたり、振り返りの場を設けたりする。授業研究会では、その言語活動が効果的であったかどうかが協議されて、授業の善し悪しが評価されることになる。研究授業を行った教師にとっては「やれやれ、自分の研究授業は終わった。役目は果たしたぞ。」ということで終わってしまう。
 そうやって、研究授業が繰り返された後、冬休みあたりに、研究主任が中心になって「研究のまとめ」を行うことになる。このあたりになって、研究主任は、成果をどうやって文章にまとめればよいかと悩んでしまうことになってしまう。(つづく)

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