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2012年9月14日 (金)

授業におけるICTの活用とは? その3

 言語情報と非言語情報の区別は案外と難しい。

 言語によってメッセージを伝えるためには、発信者と受信者に共通の「きまり」が存在する。この「きまり」のことをコード(code)とよぶ。したがって、コミュニケーションには、情報の発信者と受信者の間に共通のコードが存在していなければならない。
 日常生活では、われわれはコードを意識することなくコミュニケーションを行っている。しかし、共通のコードがなければコミュニケーションは円滑に行われない。たとえば、漢字を知らない運転手に「駐車禁止」の文字を見せてもメッセージは伝わらない。
 言語が記号とよばれるのは、そのためである。

 その意味では地図記号や音符も言語に近い。情報の発信者と受信者の間に共通のコードが存在するからである。だから、音符の意味を知らない人に、楽譜を提示しても、内容はさっぱり理解できない。まったく知らない外国語を見せられているのと同じ状態となる。交通標識なども同様であろう。

 ピクトグラムのような「単純化された図」もまた言語に近いが、より直感的になって理解しやすくなっている。およそ世間で使われている「図」と呼ばれるものは、「絵画」よりも記号的な意味合いが強いと言えるだろう。
 そう考えると、コードに依存している順に視覚情報をならべてみると以下のようになるだろう。

 言語 > 図 > 絵画 > 実写

(つづく)

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