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2012年9月24日 (月)

授業におけるICTの活用とは? その6

 【情報を別の視点で捉え直す】

 同じ情報であっても、別の「視点」で捉え直してみると、様々なことに気づくことはよくあることだ。たとえば、北斎の浮世絵を「構図」という視点で見直すと、近景と遠景の組み合わせで描かれていることに気づくようなことである。
 音楽鑑賞指導も同様に、「視点」(視点というのもおかしいが・・・)が必要なのだろう。たとえば、「楽器」という「視点」に着目させる。「今聴いた曲の中にタンバリンの音があったのが分かりましたか?」と問うてみると、学習者に視点が加わることになる。

 絵画と異なるのは、音楽は消えてしまうということだ。そこで、再度聴き直す必要が出てくる。この「聴き直す」ということが実は極めて重要な学習活動になっている。学習者から「あっ、本当だ!」「タンバリンの音が聴こえた!」という感想が出てくれば、授業の前と後に変容が生まれたことになる。

 美術鑑賞指導の見直す活動も、音楽鑑賞指導の聴き直す活動も、情報を別の視点で捉え直していることに他ならない。そこに学習者の気づきが生まれるはずである。
 そう考えると、授業者は、気づきを促すための「視点」と「発問」を持っていなくてはならない。

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