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2012年10月

2012年10月23日 (火)

熊大情報研+D-project 10月例会のお知らせ

教育研究会のお知らせ

熊本大学教育学部情報教育研究会
会長 塚本光夫(熊本大学教育学部教授)

Mact121027

【教育研究オムニバス】

  今回は、タブレット型情報端末、教育研究方法、問題解決プログラムの三つの講座のオムニバス形式研究会となりました。どれも他の研究会では滅多に聞けない内容です。

■日時:2012年10月27日(土)
■午前の部:9時〜正午     午後の部:1時〜3時
■場所:熊本大学教育学部附属小学校3階コンピュータ室
■主催:熊本大学教育学部情報教育研究会
        D-project(デジタル表現研究会)
■参加費:100円(茶菓子代)

■内容:
・午前 第1部
【中村純一先生のスーパープレゼンテーション】
タブレットをツールとして意識し使用するために
-iPad,Android,WIndowsタブレットも含めて-

 iPadの登場によって、様々なタブレット端末を使う人たちが増えてきました。しかし、ツールとして十分に活用している人はまだ少ないようです。今回は中村純一先生にタブレット端末のツールとしての活用法をたっぷり話していただきます。

・午前 第2部
【益子典文先生(岐阜大学教授)の公開ゼミ】
教育研究をいかに進めていくか

 学校の研究は「大きな研究テーマ」「漠然とした仮説」「曖昧な成果」になりがちではないでしょうか。そこで、岐阜大学教授の益子典文先生にゼミを公開してもらうことにしました。問題点を整理し、問いを立ててデータを集めるといった、研究の進め方が分かる内容です。

・午後の部 第3部
【飯盛直子先生のワークショップ】
未来問題解決プログラム

 「未来問題解決プログラム」とは、1973年アメリカ・ジョージア大のトーランス教授(創造性心理学)が、小中高生の創造力、問題解決力を鍛えるために提唱したトレーニング・プログラムです。今回は日本支部の飯盛直子先生に、その進め方を学ぶワークショップを開催してもらいます。創造力、問題解決力を高める学習設計が分かります。

■参加申込み:
・午前のみ・午後のみの参加も可能です。
・昼食が必要な方は500円で受け付けます。
・参加申込み:事前にメールで山口修一まで        

「Mac-T121027.pdf」をダウンロード

2012年10月 1日 (月)

授業におけるICTの活用とは? その9

【ICT活用における授業設計方略の変化 3】
 同じ学校のB教諭も、授業設計に変化が生じている。
 1年目のB教諭(5年担任)は、まずワークシートを拡大して記入方法を示している。ここまでは教師側からの情報提示であり、児童からの反応は求めていない。
 次の場面ではスピーチの動画を二つ提示して問うている。
 最初の動画は「よくないスピーチの例」である。児童は「このスピーチは豊かな話し方ではないと思います。なぜならば、○○だからです。」という言い方で回答している。教師は、それらの意見を黒板にまとめていった。
 二番目の動画は「よいスピーチの例」である。児童は「このスピーチは豊かな話し方だと思います。なぜならば、○○だからです。」という言い方で回答する。教師は、同様にそれらの意見を採り上げながら、黒板にまとめている。
 児童の意見は「声」や「表情」「態度」といった「話し方」に注目する傾向にあった。「話の内容」も触れないことはなかったが、動画の特性としてはどうしても「話の内容」よりも「話し方」に意識が向いてしまうのだろう。
 最後は、児童のワークシートを拡大して提示して終了である。

 2年目のB教諭(6年担任)は、授業最初の段階で動画からスタートしている。5年生に6年生の集団宿泊の様子をビデオで見せた後に、その反応を録画したものである。5年生からの「こんな情報を教えてほしい」というメッセージが動画で伝わるようになっている。それをパンフレット制作につなげようというものである。
 そして、パンフレットで使用する写真を9枚提示して、「どの写真を使うべきか。それはなぜか。」を考えさせている。印象的だったのは、9枚の写真を一つの映像の中に提示しているところである。この状態であれば、直接比較が可能となる。意見を聞いている児童は、その写真をあらためて見ることになる。これが1年目の授業ではなかったところである。
 授業の最後に、児童のワークシートを拡大して意見を述べさせているところは1年目と同様である。

 B教諭の二つの授業は、ともに映像を比較させるものであったが、以下のように違いがあった。
1年目:動画を一つずつ見せて問いを出す
2年目:静止画を複数同時に見せて問いを出す
 動画は、流れてしまうので、その根拠となる部分をあらためて示すのは難しい。したがって、児童の意見を聞くときにはどうしても「記憶」にたよってしまうところが出てしまう。その点で、静止画はその根拠を確かめながら意見を聞くことが可能となる。(つづく)

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