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2013年1月18日 (金)

教師の成長・発達とは何か その7

 授業の準備もよくやっているし、研究会にもよく参加するのだが、授業には課題のある教師は存在する。方法論の獲得こそが、教師の学びだと思い込んでいるとそうなるのではないだろうか。
 新卒教師が、方法論の獲得に必死になるのは理解できる。しかし、それが長く続くと、授業の腕が上がったと思い込んでしまう。つまり、「新卒教師の一年目状態」がずっと続いていることになるわけである。これでは、自分の授業を変化させていくことは難しいだろう。

 教師教育の分野で現在中心的な概念となっているのが「省察」である。
 省察の意味は辞書的には次のようになる。

 【省察】(せいさつ/しょうさつ)
 自分で自分の生活・行為などを反省して、考えること。

 教師教育研究会代表の武田信子氏(武蔵大学文学部教授)は次のように省察を定義する。

 ①学校や授業においてある行為を行った際に、
 ②自分の行為に関する関心、不安や懸案事項をもとに実践経験を振り返り、
 ③そこで行為の非合理な面や不安な感情をもたらす原因に気づき、
 ④それ以外の行為を取る可能性を拡大して吟味し、
 ⑤新しい選択肢を選んで次の行為を起こす、
 という一連の手続きによる「変化を促す振り返り」を指す。
  授業づくりネットワークNo.8「教師のリフレクション(省察)入門」(学事出版)p25

 ちなみに、今回の「授業づくりネットワーク」は「先生のステップアップ」に焦点をあてているところがおもしろい。教員研修にかかわる人にとっては役立つ内容になるだろう。(つづく)
Jugyoudukuri08

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