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2013年2月20日 (水)

教師の成長・発達とは何か その17

【実践研究を言語化する7~結果を客観的に記す~】
 現場の教師にとって、一つ一つの毎日の授業に対して、その成果を客観的に評価していくのは不可能なことだろう。また、研究者の論文のような統計学の基本を踏まえた客観的なデータを示すことも難しい。
 しかし、自分が中心的に研究している授業に対して、可能な限り客観的なデータを残せるシステムを作成することは可能である。
 たとえば、子どもたちの自己評価カードに「やるき(=学習意欲)」「グループでの話し合い(=協同学習)」「自分の考え(=個々の思考)」で毎時間4段階で自己評価をさせていく。その平均値の変化を見ると、学習過程のどの段階でどの要素が高まっているのかを知ることはできる。
 また、学習前に「グラフの読み取りのテスト」を行い、学習後に同じ内容のテストを行ったことがある。結果の比較を行えば、学習の成果を知ることができる。
 要は、授業実践を構想する段階で、成果を客観的に残せるシステムまで考えておくことが重要なのだと思う。
 そう考えると、研究テーマが大きすぎるとその成果を客観的に示すことができないだろう。「思考力・判断力・表現力を伸ばす授業」「子どもたちが生き生きと学ぶ学習」といった研究テーマの場合、授業実践報告のみということになり、客観的な成果は曖昧になりがちだ。(つづく)

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