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IT授業

2010年5月 1日 (土)

写真と学習 その4

 写真とは何か。

 ここに一枚の水飲み場の写真がある。
 だれが何のために撮影したのかを考えてみると面白い。
Suidou1

 これは、小学校6年生が、国語の学習「みんなで生きる町」の中で、ユニバーサルデザインの一つとして撮影したものである。
 二つの段違いの蛇口によって、大人も子どもも車椅子の人も無理なく水を飲めるようなデザインだと考えたわけである。

Suidou2_2  
そう考えてみると、写真には撮影者によって何らかの意味づけがなされていると考えてよい。
 つまり、写真とは

 撮影者の意味づけによる現実の切り取り

という定義付けをすることが可能だろう。

 だから、学習においては、子どもたちが実際にカメラで撮影をするということそのものに大きな意味がある。撮影者は写真の情報には含まれない周囲の状況を理解しているからである。だから、この蛇口がどのような空間にどのような高さで設置されているのかを述べることができる。撮影された写真の文脈を説明できるのである。

 一方、インターネットや図書の中から探してきた「ユニバーサルデザインの例」をそのままコピーアンドペーストしても、写真に含まれない状況は分からない。なぜ、それがユニバーサルデザインであるのかという説明を自らの言葉で語ることは難しいだろう。

 同じ写真であっても、子どもたちが実際にその場にいって自ら意味づけを行いシャッターを切るという行為がその後の学習の展開に大きな影響を及ぼすのである。(つづく)

2010年4月11日 (日)

電子黒板 その1

 電子黒板の教育現場への普及が進んでいる。
 役立ちそうなサイトをメモしておこう。

1、電子黒板普及促進に資する調査研究授業サイト

 電子黒板の普及・推進を行うことを目的として「電子黒板活用モデル」を策定・提案しているものである。電子黒板活用ガイドブックや分かりやすくまとめられており、現場でも役立つ内容になっている。

2、電子黒板活用コミュニティサイト「スタボひろば」
 HitachiSoftが提供しているサイト。電子黒板を現場で効果的に活用するためのデジタル教材などのコンテンや活用事例を提供しているコミュニティサイト。
 ちなみにHItachiSoftは、「うちの学校にSarBoardがやってきた!」というドラマを公開している。

第1話 「新しい黒板」 

第2話 「集中力アップ」

第3話 「黒板と電子黒板」 

第4話 「主役は生徒」

3、JEIBA分室
 日本電子情報ボード普及協議会のブログ形式の分室。

4、パイオニア授業ポータル
 電子黒板を使った授業やICT授業で役立つ情報を集めたサイト。

5、愛知県半田市教育委員会ICTサポートページ
 面白いのは、「ICT機器を活用した授業風景」。写真とポイントだけをサイトにアップしてあるので、見れば活用方法が理解できる。

6、Eスクエア・アドバンス:e-黒板とe-教科書で授業が変わる!
 財団法人コンピュータ教育開発センターが紹介しているサイト。平成16年度のe-黒板研究会報告CD-ROMの内容をWeb公開している。



2009年10月16日 (金)

デジタルメディア時代の授業術10月18日

 以下のテレビ番組があることを知った。
 とかく,ICTやメディアの活用といった話題になると,「そんなものは,授業の補助的な手段だ」なとど批判されることが多いが,私はそうは思わない。
 現実問題として,教室にプロジェクタやデジタルカメラが導入されて,授業の方法はおろか内容まで変わったことが多い。
 今の国語科の教科書では,デジタルカメラで撮影して学習を進めることが前提になっている単元も少なくないはずだ。また,インターネットで情報を収集していく学習もある。

 どんな「授業術」が紹介されるのか,楽しみにしておきたい。

******************************

■『デジタルメディア時代の授業術』
10/18(日)16:00-16:44 NHK教育

※地域によっては、スポーツ中継などのため、放送日時が変更になる場合がありま
す。
 18日(日)新聞朝刊のテレビ欄や、NHKオンライン(www.nhk.or.jp/hensei/)
の番組表 でご確認ください。)

■番組では、先進的な取り組みをしている全国の学校を取材。
 デジタルメディアの活用によって、より楽しく、より分かりやすい授業を実践している先生方、学校の取り組みを紹介します。

■登場するのは、仙台、松山、広島の小学校と、愛知県岡崎市の高校です。
 電子黒板が入ったばかりの学校や、4年前から活用している学校。
 デジタルカメラを授業や学校生活のさまざまな場面で活用している学校。
 放送番組と電子黒板を組み合わせて授業を実践している学校です。

■詳しくは下記サイトをご確認ください。
  http://www.nhk.or.jp/school-blog/100/27933.html

どうぞよろしくお願いいたします。

2009年4月 2日 (木)

マッキントッシュ教育活用集中講座 -iPhoto09-

熊本大学教育学部情報教育研究会 4月例会のお知らせです。

授業で役立つ写真活用
マッキントッシュ教育活用集中講座 -iPhoto09-
主催:熊本大学教育学部情報教育研究会 + D-project
日時:4月11日(土)9時-11時50分
場所:附属小学校3コンピュータ室
参加費:無料

■ 今回は写真
 昨年度,好評をいただいた「マッキントッシュ教育活用集中講座」は今年度も継続して実施することになりました。今年度は,大幅にパワーアップしたiLife09の使い方にしぼって教育での活用を考えていきます。
 第一回は,デジタルカメラを有効に活用するiPhoto09についての使い方と活用法について学びます。また,マッキントッシュに標準でついているプレビューというソフトの活用についてのレクチャーもあります。この会に参加するだけで,写真の活用の幅が一気に広がります。

■ 準備物
 コンピュータの活用に興味がある方は誰でも参加いただけます。貸し出し用のマッキントッシュがありますので、気軽にご参加下さい。 デジタルカメラをケーブルといっしょにおもち下さい。音楽CDやUSBメモリがあるとさらに便利です。申し込みは以下まで。(当日参加も大歓迎です。)
 熊本大学教育学部情報教育研究会 山口修一(yamashu2jp@yahoo.co.jp)

■ オプション研究「西オーストラリアの国語科授業視察報告」
 オプションとして,12時20分より14時まで昼食をとりながらの研究会もあります。今回は,西オーストラリアの国語科の授業(写真を活用した【見ること】の授業)の視察報告を前田康裕が行います。これもどなたでも参加できます。興味のある方はどうぞ。
Mact090411

2008年12月15日 (月)

「授業に役立つメディア活用講座」満員御礼

 8日にアナウンスした「授業に役立つメディア活用講座」は、おかげさまで定員に達しました。募集を打ち切らせていただきます。すでに12日には、ほぼ満員でしたので、一週間たらずで、どっと申し込みがあったことになります。ありがたいです。
 当日は、充実した会になりますようがんばります。

2008年12月 7日 (日)

映像のプロから学ぶ「授業に役立つメディア活用講座」

新しい授業に対応するため
 映像を含めたマルチメディアが様々な形で教育の分野でも活用されるようになりました。また、子どもたちが実際に写真やビデオを撮影してプレゼンテーションに生かしたり、映像の編集を行ったりするような単元も増えてきました。しかし、教師の側がそのような現状に対応できていないのではないでしょうか。
 この講座に参加すれば、コンピュータを活用したメディア活用のポイントが分かるだけではなく、確実に映像制作のスキルアップが図れます。
 表彰式や抽選会、懇親会なども含めて楽しい内容になっています。 また、コンピュータをお持ちでない方のために、こちらで準備しております。 気軽にご参加下さい。

(チラシ(chirashi.pdf)がダウンロードできます。)chirashi.pdfをダウンロード

ワークショップの都合上、30名限定の会になりますので、早めにお申し込み下さい。(先着順)

日付:2009年1月31日(土)
場所:熊本大学くすのき会館
時間:午前9時〜午後5時30分
主催:D-project(デジタル表現研究会)
共催:熊本大学教育学部情報教育研究会・放送教育協会
協力:アップルジャパン
会費:1000円(飲み物、軽食代)
日程:午前:授業活用講座・プロから学ぶ映像制作
午後:映像制作実践・発表会、抽選会、懇親会
参加申込み:直接またはメールで山口修一まで 
  Mact1

2008年11月21日 (金)

授業で役立つ映像編集~iMovie08~ 12月6日(土)

マッキントッシュ教育活用実技講座
主催:熊本大学教育学部情報教育研究会
共催:D-project
日時:12月6日(土)9時ー12時
場所:熊本大学教育学部附属小学校3階 コンピュータ室
参加費:無料

 今回の実技講座のテーマは、「映像」です。また、「写真」や「動画」はもちろん「イラスト」なども含んで授業活用を考えていきます。
 日常の授業の中で「映像」を効果的に活用することができれば、楽しさも倍増します。たとえば、社会科見学で撮影した映像を元にして授業を創ったり、インターネット上の映像を元にして話し合ったりすることもできましょう。
 授業記録を簡単に数分で編集することができれば、授業研究会でも活用できます。デジカメがあればニュース番組を子どもたちに作らせることもきます。

 映像編集はコンピュータを活用することで簡単にできるようになりました。特に今回は、iMovie08にしぼって、その使い方をじっくり学びたいと考えます。
 「朗読劇:ちいちゃんのかげおくり」は、GarageBandで編集した音声をiMovie08に取り込み、それに挿絵を挿入していきました。この完成版もご披露したいと思います。


 コンピューの活用に興味がある方は誰でも参加が可能です。デジタルカメラをお持ちの方はケーブルといっしょにお持ち下さい。音楽CDやUSBメモリがあるとさらに便利です。
 コンピュータをお持ちではない方にも用意しておりますので、手ぶらでけっこうです。
 申し込みは以下まで
 熊本大学教育学部情報教育研究会 山口修一
 (yamashu2jp@yahoo.co.jp)Mac_handson3

2008年11月 9日 (日)

デジタル教材コンテスト 2

 キーノート(Keynote)は、マッキントッシュ用のプレゼンソフトである。しかし、パワーポイントとはまるで異なる。(もちろん、同じような画面も作ることはできるが。)
 
 パワーポイントは、感覚的に「一画面における情報の量」を「足し算」していくソフトだ。だから、説明的になるし、文字情報も多くなりがちだ。しかし、複雑な図形などは自由に描ける。学会などでの発表のデータを一覧印刷すると、おおよその内容は把握できる。だが、ややもすると、発表者は画面の内容を読み上げるようなプレゼンになってしまう。したがって、発表者が見えなくてもかまわない。聴衆は、画面だけを見る。
 それに対してキーノートは、感覚的に「一画面における情報の量」を「引き算」していくソフトだ。だから、もっとも伝えたい情報だけを印象的に美しく「見せる」ことができる。説明の部分は、発表者自らが自分の言葉で語らなくてはならない。したがって、発表者の語りが重要な要素となる。発表者が目立つプレゼンになるのである。聴衆は画面と発表者の両方を見ることになる。だから、一覧印刷したものを見ても内容は把握しにくい。紙媒体では発表者が消えてしまうからである。

 パワーポイントが「説明する」ソフトなのに対して、キーノートは「見せて語る」ソフトだと言えるかもしれない。どちらにもメリット・デメリットがあるはずだ。プレゼンテーション=パワーポイントという構図を変えるときが来ている。
Keynote

デジタル教材コンテスト 1

【キーノートのすごさ】

 デジタル教材コンテストに参加させていただいた。
 そのコンテンツは以下にアップされている。

http://www.apple.com/jp/education/ali/contest/
http://www.apple.com/jp/education/ali/

 WEBページではクイズが自動的に流れていく動画になっているが、実際に製作した教材は、問いと答え、解説の間は自動的に止まるようになっている。

 入賞者5名がプレゼンテーションを行う。全員がパワーポイントではなく、キーノートで行った。しかも、今回、作成した教材8つのうちの前半4つは全てキーノートで製作している。
 つまり、教材もキーノートだし、プレゼンもキーノートなのである。

 キーノートは、動画と文字を同時に表示させた動画を簡単に制作することができる。活用の幅は、さらに広がりそうである。

 面白かったのは、パワーポイントでプレゼンの画面をつくるときと、キーノートでプレゼンの画面をつくるときは感覚が異なることに気づいたことである。(つづく)

****************************
(追伸)皆様のおかげでグランプリを受賞することができました。苦労して教材を製作してきただけに感激いたしました。大変ありがとうございました。Presentation

2008年11月 5日 (水)

11月8日デジタル教材・プレゼンテーション

 11月8日(土)新宿パワータワーホールで、プレゼンテーションを行うことになった。デジタル教材コンテストの受賞者5名がその活用方法の紹介をしなければならないからである。

 日頃は、子どもたちにプレゼンの指導を行っているが、自分でやるとなると色々と考えることが出てくる。
 まず第一は、デジタル教材そのものの良さを主張しなければならないということである。そのためには、教材そのものの提示が不可欠となる。
 次の第二は、それが子どもたちの学習にどのようにかかわっているのか、ということを主張しなければならない。教材が良くても、学習が効果的にすすめなければ意味をなさない。
 そして第三は、プレゼンテーションとしての構成である。どのように筋道立てて話すと、参加者に主張点が伝わっていくか、ということだ。

 これらの三つのことを考えてアイデアを練り上げる。難しいが楽しみでもある。
 詳細は以下。
 http://www.apple.com/jp/education/events/aef2008/

 興味のある方はぜひご参加いただきたい。デジタル教材とは何か、プレゼンテーションとは何か、ということが共有できるイベントになると思う。Keigosample

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