2008年5月12日 (月)

NHK:理科3年ふしぎだいすき

 現在、ホウセンカとオクラを育てている。子葉が出たところで、「種の中には何が入っているのでしょうか?」と発問を行って、話し合わせた。
 「芽になるところ」「栄養」「はっぱになるところ」などの意見がぞくぞく出てくる。実際に切ってみて観察するのがもっとも効果的なのだろうが、直径2ミリほどの種を切るのは子どもたちには至難の業だろう。

 そこで、理科3年「ふしぎだいすき」を視聴。私は子どもたちが視聴する様子を観察することにした。どこで、子どもたちの興味・関心が高まるのかを調べるためである。

 子どもたちが、特に集中して見ていたのは、やはり「種の中身」であった。課題意識が高かったからであろう。それと、「種が育つ様子を時間を縮めた映像」のところである。種からどんどん芽が出てくる様子は、子どもにとっては新鮮であった。現実では絶対に見られないからだ。
 当然のことではあるが、番組視聴のためには「課題意識」を持たせることを実感した。また、「実際の観察では見られない映像」が子どもたちの興味・関心を高めることも感じた。
 実体験と映像は、相互補完的に学習効果を高める。Rika3nen

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2008年5月 9日 (金)

学校放送番組とデジタルコンテンツ

 5月8日、熊本県熊本市情報教育研究会の役員会が行われた。事務局長として以下の研究テーマを提案させていただいた。今年度一年間は学校放送番組とデジタルコンテンツの活用に研究を焦点化していく。
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研究テーマ
【学校放送番組とデジタルコンテンツを授業でどのように活用するか】

テーマ設定の趣旨
 現在、教育の情報化政策によって、様々な組織によってデジタル教材が開発されている。その中でもNHKは、豊富な学校放送のための映像を活用した優れた取組を行っている。またNHKでは、2011年以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究プロジェクト会議を開催しており、将来の教育サービスのあり方についても研究している。
 このような中、熊本では放送教育研究九州ブロック大会が開催されることになった。そこで、熊本県熊本市情報教育研究会としても、このような機会を積極的に生かすことによって、教育実践の幅を広げると同時に、学校放送番組とデジタルコンテンツの授業での活用に焦点化して研究を進めていきたい。このような取組は、将来的にも役立つものと考えられる。
 具体的には、月一回の例会では、学校放送番組とデジタルコンテンツの授業での活用事例を共有する。また、10月31日に行われる放送教育研究九州ブロック大会にも積極的に参加・協力して研究を深めたい。

活動計画(内容は別途提案。例会は熊本市教育センターで開催予定。)
 5月8日(木) 役員会
 6月18日(水) 例会1
 7月9日(水) 例会2
 8月15日(金)16日(土)  夏季研修会
 9月17日(水) 例会3
10月15日(水) 例会4
10月31日(金) 放送教育研究九州ブロック大会
11月19日(水) 例会5
12月10日(水) 例会6
 1月21日(水) 例会7
 2月18日(水) 例会8
3月11日(水) 例会9

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2008年5月 8日 (木)

白地図をつくる

 3年生では学校のまわりを探検する。インターネットで提供されている地図を利用すると白地図を作成できる。
 白地図で不要なものは色と場所である。地図をそのままスクリーンキャプチャーする。マックの場合は、シフトキー+コマンドキー+3キーで簡単にできる。
 それをPhotoshopなどの画像ソフトで読み込んでグレースケールにする。コントラストを調整して道の線がくっきりとでるようにする。
 不要な場所の名称を消しゴムツールで消す。それに児童名を記入する欄をもうけると完成。

 ちなみにインターネット上の航空写真も見せた。自分たちが住んでいる町を真上から見るということは、子どもにとって新鮮であったようだ。Gakkkounomawari

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2008年5月 7日 (水)

作品を見て話し合うこと

 図画工作科の実践研究では、以前は「こんな立派な作品を作らせました」というものが多かった。「作品主義」と言えばよいだろう。
 一方では、「こんな題材にしてみたら、子どもが自由にのびのびと活動しました」という実践報告もあった。これは「題材主義」と言えばよいだろうか。

 どちらも否定はしないが、もっと授業のプロセスにこだわるべきだと考えている。本来、美術というものは、制作者がいて、それを見る鑑賞者がいて、はじめて成立する。美術は、人と人とのコミュニケーションの上で成り立つものなのだ。
 新学習指導要領の図画工作科の鑑賞の項目では以下の文が入った。

B鑑賞
低学年
イ 感じたことを話したり、友人の話を聞いたりするなどして、形や色、表し方の面白さ、材料の感じなどに気付くこと。

中学年
イ 感じたことや思ったことなどを話したり、友人と話し合ったりするなどして、いろいろな表し方や材料による感じの違いなどが分かること

高学年
イ 感じたことや思ったことを話したり、友人と話し合ったりするなどして、表し方の変化、表現の意図や特徴などをとらえること。

 作品を見て話し合うことは楽しいことだ。写真の授業は、図画工作の教科書単元「グルグルかくかく」である。絵の具と筆を使って自由に作品をつくり、それが何に見えるか、どんなことを感じたか、表し方の面白さなどを話し合う。はじめに、全員でいくつかの作品を見て、自由に話し合う。その後は、3人のグループになって、交代しながら、それぞれの作品を見て自由に話し合う。
 この3人グループの話し合いが、すごく楽しかった。ほうっておくと、ずっと話し合っているような勢いだ。
 このような活動が、子どもたちの感性を高めていくのではないだろうか。教師の意図どおりの「立派な作品」を「つくらせる」ことが美術教育ではないと思う。
 Kanshou1
Kanshou2
Kanshou3

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2008年5月 2日 (金)

第2回マッキントッシュ教育活用集中講座

第2回マッキントッシュ教育活用集中講座のお知らせです。

主催:熊本大学教育学部情報教育研究会
日時:5月10日(土)午前9時〜午前11時30分
場所:熊本大学教育学部附属小学校

テーマ「動画をどう編集し、授業でどう活用するか」
   〜iMovieHD, iMovie08, iDVD, Final Cut Express 4、Qucitime Player Pro〜

 第2回となる今回は、マッキントッシュが得意とする「動画の編集と活用」です。アップルコンピュータから専門の方をお招きします。資料としてのソフトやマニュアルなども準備しております。
 会の後半は、「動画のファイル形式と変換」「動画の活用事例」「iPodとの連携」なども話題にしていきます。もちろんマックユーザーではなくても、コンピュータの教育活用に興味がある方は誰でも参加できます。ふるってご参加下さい。ご自分のパソコンを持参されると、その場で操作を確かめられると思います。
参加申し込みは下記まで。

 熊本大学教育学部情報教育研究会

 山口修一

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2008年5月 1日 (木)

GarageBandで体育の音楽をつくる

 体育では表現運動を行っている。鏡になったり忍者になったりして子どもたちは楽しそうに活動する。そんなときは、音楽があると子どもたちの動きがまるで違ってくる。
 そこで、マッキントッシュに標準でついてくるGarageBandというソフトを使って音楽を作成してみた。これが実に簡単に作成できる。添付してあるのは、「からだでじゃんけん」の音楽である。リズムにのって大きな動作でじゃんけんをしていく。負けたら派手なポーズでその場にたおれなくてはならない。シンプルなゲームだが、実に面白い。
 GaregeBandは楽譜の知識がなくても自由に曲が作成できるし、CDにも書き出すことができる。しかも好きなテンポや長さにできる。体育のようにメロディを重視しない動きが必要な場合は活用できるだろう。私は5曲もつくってしまった。Garage_band
Karadadejanken
「karadadejanken.mp3」をダウンロード

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2008年4月30日 (水)

漢字の読み方練習

 国語の時間は、毎時間漢字の読み方を練習する。わずか1、2分の活動だ。
 パワーポイントに漢字を書き出しただけのシンプルなフラッシュカードである。国語や算数のように、習熟が必要な教科の場合は反復して練習する学習も必要である。
 この手の反復練習は学年が下がるほど子どもたちのモチベーションも高いように感じる。
 参考までに、PDFファイルにしたものを添付した。AdobeReaderでひらいて全画面表示にすればそのまま使用できる。
「3nen_kanjiyomi01.pdf」をダウンロード

「3nen_kanjiyomi02.pdf」をダウンロード

Kesa

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2008年4月27日 (日)

マッキントッシュ教育活用メーリングリスト

 4月26日、第一回マッキントッシュ教育活用集中講座が開かれました。予定人数の倍以上の参加者があり、資料が不足してしまうほどでした。福岡や鹿児島からの参加もありました。必ずしもマックユーザーだけが参加していたわけではないところが面白いところです。

 内容としては、以下の流れとなりました。
(1)PowerPoint08とKeynote08の操作のレクチャー。
(2)参加者自己紹介
(3)休憩
(4)実践事例1:keynoteでプレゼン、リモートコントローラーを使って
(5)実践事例2:ウインドウズでkeynoteのプレゼン、iPodで離れた場所からプレゼン
(6)実践事例3:Expose、Spaces、iDVDを使ったプレゼンの技術
 随時、Q&Aをもうけましたので、ふだん使っていて悩んでいることなどを共有しました。
 私が作成した事例3の資料を添付しましたので、興味のある方はどうぞ。
 
 ちなみに連続講座は以下の日程です。
5月10日(土):動画の編集と活用
6月14日(土):ネットワークの活用、モバイル
7月5日(土):静止画:授業での活用
 いずれも午前9時開会、午前11時30分閉会です。入場は無料です。どなたでも参加できます。

 また、マックの教育活用のためのメーリングリストを開設することになりました。誰でも参加できます。もちろん県外の方も大歓迎です。
 マッキントッシュの活用に興味のある方は、以下までメールで申し込んで下さい。
 氏名と所属先だけでけっこうです。

 山口修一
 
 Mact0426
「spacesmaeda.pdf」をダウンロード

「exposemaeda.pdf」をダウンロード

「idvdmaeda.pdf」をダウンロード

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2008年4月18日 (金)

マッキントッシュ教育活用集中講座

マッキントッシュ教育活用集中講座のお知らせ

主催:熊本大学教育学部情報教育研究会
日時:4月26日(土)午前9時〜午前11時30分
場所:熊本大学教育学部附属小学校
協力:アップルコンピュータ
参加費:無料

第1回 「プレゼンテーションの画面をどうつくるか」
〜パワーポイント08とキーノート08〜

 今や、MacOSだけではなくWindowsもLinuxも走るようになったマッキントッシュは、様々な分野での活用が期待されています。もちろん教育分野も例外ではありません。マッキントッシュに標準で装備されているソフト「iLife」などを活用すると、教材作成を簡単に行えるようになってきています。
 そこで、マッキントッシュの教育活用方法を研究し共有化を図ることを目的とした講座を企画しました。
 第1回では、パワーポイントによるスライドショーだけではなく、様々な機能を組み合わせた立体的なプレゼンテーションの極意を共有します。プレゼンテーションだけではなく、授業での資料提示などでも活用できると思います。

アップルコンピュータから専門の方をお招きした会です。資料としてのソフトやマニュアルなども準備しております。会の後半は、あえてフリートークQ&Aをもうけました。プレゼンテーションに限らず、普段、操作をしていて「うまくいかないこと」「もっとこうやりたいこと」などを話し合います。

 どなたでも参加できます。もちろんマックユーザーではなくても、コンピュータの教育活用に興味がある方は誰でも参加できます。ふるってご参加下さい。ご自分のパソコンを持参されると、その場で操作を確かめられると思います。

 準備の都合上、参加される方は下記まで事前に御連絡下さい。
 熊本大学教育学部情報教育研究会 山口修一

 氏名:
 勤務先

 チラシ「mac_seminars1.pdf」をダウンロード

Mac1

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2008年4月12日 (土)

NHK道徳「さわやか3組」

 NHKの道徳番組「さわやか3組」で授業を行った。
 タイトルは「さくらランチ」。あらすじは以下だ。
 給食を食べない隆君は、毎日コンビニのおにぎりを黙って食べている。他の子どもたちは「食べたくない子は、食べなくていいよ。」「ほうっとけばいいよ。」という。新任教師のかよこ先生は、「よくない。」と一言。隆君は気分を害して食器を床に落とす。割れた食器を拾っているときに、かよこ先生は指を切ってしまう。
 まわりの子どもたちは、隆君に給食を食べさせようとして、桜の花を教室にかざり、「お花見」のようにして、給食をおいしく見せようと考える。「さくらランチ」作戦。計画は、途中で校長先生(?)に発覚して中止になってしまうが、隆君は給食を食べるようになる。

 はじめて番組を視聴したとき、何が主張点なのかが今ひとつ分からなかった。もっとも、主張点が分からないから授業で使えるのである。主張点が分かりすぎると、子どもたちは考えない。(教師も考えない。)
 分からなかったのは、三年生の子どもたちの反応である。どの程度まで、番組を「読める」のかが、予想できない。番組を途中で切って見せることは邪道であろうが、子どもたちの思考力を見るために、かよこ先生が指を切る場面で一度、停止した。
 案の定、子どもたちは、「えーっ! ここでやめるんですか。」と声をあげた。そこで発問。
 「隆君が怒ったのは、なぜでしょう。」
 子どもたちに話し合わせる。ほとんどの、子どもたちが「先生が無理に食べさせようとしたから。」と答えていた。一部の子どもが「まわりの子が、しつこいから。」と答えた。私が「しつこく言ったの?」と問い返すと、他の子どもたちが「しつこく言っていない。」「ほうっとけばいい、関係ない、と言っていた。」と言う。そこで、「ほうっとけばいい、関係ない」を板書する。
 
 「『ほうっとけばいい』『関係ない』という意見に賛成しますか、反対しますか?」と発問すると、全員の子どもたち全員が「反対」だと言う。
 「それでは、どうすれば隆君は給食を食べられるようになるでしょう。」と発問する。これが、難しかったようだ。子どもたちは「怒った隆君に、まわりの人はどうすればいいのでしょうか。」という発問だととらえてしまった。「あやまる」という意見が多く出された。これは、私の発問の出し方に問題があった。もっと、焦点化して板書するべきだった。

 色々と意見が出された後、一人の子どもが「おいしいよ、と言ってあげる。」と答えた。ここで時間きれ。残りの番組を視聴させたら、時間がなくなってしまった。

 ここで反省点をメモしておこう。
 まず、45分の授業で15分を番組視聴させるならば、あと30分しかない。その30分の中で、番組の内容について考えさせ、自分のこととして考えさせるためには、考える問いをしぼらなくてはならない。しかも、番組のどの場面に焦点化するかが重要だ。今回は、「ほうっとけばいい、関係ない」の場面がもっとも重要だと考える。

 次に、話し合わせてみて感じたことがある。まだ学習班などをつくっていないので、となりの子どもたちとペアで話し合わせた。すると、話し合いに大きな差が生まれた。活発に話し合えるペアと話し合えないペアが出る。そこで、途中で3人チームに変更した。3人になると、今までだまっていた子どもたちも話し合うようになるから不思議だ。

 「さわやか3組」は中学年向きの番組とはいえ、3年生と4年生で扱う場合、話し合いの内容が大きく異なるだろう。国語科の専科をして感じたことは、4年生の2学期後半から、子どもたちの思考力がぐんと伸びることだ。「学習の意味」をつかめるようになる。3年生の4月の実態を把握しつつ、授業づくりを行っていきたい。

 反省の多い授業となってしまった。

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