民話をICTで蘇らせる 16
子どもたちは授業参観に向けて一生懸命に練習を行った。リアルな目標設定が子どもたちの意識を高めていく。子どもたちの自己評価カードには、「けんか」や「もめ事」を「がけくずれ」と表現しているものが多かった。「今、がけくずれがおきそうです。」とか「がけくずれがおきました。」といったものだ。このような表現は、自分たちの学習集団を客観的に見られるようになった証拠であろう。
授業参観では、見違えるほど朗読が上手になっていた。あまりにもすらすらと読めるようになっていたことと、緊張して速く読んでしまったことが重なって、時間よりもうんと短い発表となってしまった。授業参観でも音楽や効果音を入れてみたが、タイミングを合わせるのが難しい。3年生の子どもだけでは無理であろう。教師の援助が必要だ。今ふりかえってみると、録音は、この発表会の後に行うべきであった。その方が朗読が上手になっていたからである。
生の朗読で発表を行う場合と、録音によるデジタル紙芝居では、構成の仕方が異なることが分かった。次に同様の学習を組み立てる場合は、その違いを意識できる。これは、私の「学び」だ。これから、音声と音楽と効果音を組み合わせてデジタル紙芝居を編集してみる。(つづく)
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