新聞記者になろう 2009 12
新聞記者になろう 第6時
(はじめの10分ほどは、新出漢字の指導)
記事の下書きの書き方を知る時間である。教科書の「記事の下書きをしよう。」のところを音読。例文の記事を投影して、「前半の段落と後半の段落では内容がどう違うのでしょう。」と発問。子どもたちは「前半が出来事。後半は自分の感想」と答えていた。そこで、「そうです。記事で大切なことは、前半のように『事実』の部分と、後半のように『意見・感想』の部分を分けて書くことです。」と説明した。
原稿用紙は特製のものを用意した。20文字×13行である。写真をはったり、見出しを書いたりできる。はじめてローマ字を習った4年生の子どもたちがコンピュータに入力するのには適切な分量だと考えた。
問題は、例文の「大なわ大会」である。このようなイベントの記事だけでは、子どもたちがどのように書けばよいのかが分からないと感じたからである。
そこで、「出来事の紹介記事の例文」「生活の様子の紹介記事の例文」「アンケート記事の例文」「インタビュー記事の例文」の4つを資料として、子どもたちに配布することにした。
***「出来事の紹介記事の例文」*********
六月十七日の午後、四年生全員が地域防災センターを見学した。防災センターの係の人から消防の仕事をくわしく教えてもらうことができた。また、本物の消防自動車を見たり、じしん、台風、火事の体けんをすることができた。特に、火事の体けんでは、くらやみの中でけむりにまきこまれるけいけんをした。
じしんや台風は自然の災害なのでふせぐことはむずかしいが、火事は人間が気をつければふせぐことができる。消火も大切だが、防火も大切であることがよく分かった。火事がおこらないように、みんなで注意しあえるようにしたい。(ひろし)
***「生活の様子の紹介記事の例文」*********
私たちの学級では、一週間に一度、「みんなで遊ぶ日」というものがある。クラス全員の子どもたちと先生がいっしょに遊ぶ日だ。
まず、遊び係が今日の遊びを決める。一番人気があるのは、じんとりだ。
次に、はん長がグループわけを行う。男子と女子がまじるように工夫する。
そして、みんなで汗びっしょりになって運動場を走り回って遊ぶのである。
「みんなで遊ぶ日」は、とっても楽しい時間だ。クラスが一つになったように感じるからである。この日を、大切にしたいと思う。(みどり)
***「アンケート記事の例文」*********
私たちは休み時間に運動場で遊ぶ。どんな遊びをしているのだろう。そこで、六月十七日、四年一組のみんなにアンケートをとって調べてみた。結果は次のとおりである。
「運動場では、どんな遊びをしますか。」
第1位 ドッジボール
第2位 ハンドベースボール
第3位 一輪車
男子はボール遊びが多く、女子は一輪車やなわとびが多いということも分かった。
夏になると暑がって外で遊ぶ人が少なくなる。体が弱くなってしまので、しっかり外遊びをしたいと思う。(たかし)
***「インタビュー記事の例文」*********
六月十七日、太田校長先生にインタビューして色々なことをたずねてみることができた。
校長先生の趣味はゴルフと剣道ということだった。剣道は三段のうで前だ。
大好きな言葉は「千里の道も一歩から」。努力をすることが好きなのだそうだ。
私たちの学校の子どもたちについては「元気でとても明るいですね。」とおっしゃった。
学校に来るのが楽しいそうである。
はじめて校長先生とお話することができた。なかよくなった気がしてとてもうれしかった。ろうかでお会いすることができたら、大きな声であいさつしたい。(ようこ)
***************************
実際の授業では、この四つの例文をB4の用紙に表裏に印刷して配布した。一つ一つを音読して「事実の文」と「意見・感想の文」とに分類させてみた。しかし、時間がかかってしまって、実際に下書きを書く時間がなくなってしまった。
この例文は、あくまでも「サンプル」として書くときの参考にする程度でもよかったと思う。大きな反省である。
| 固定リンク



コメント